パナソニックとの連携による実証実験結果について
更新日:2025年10月15日
実証実験の結果について
米原市では、パナソニック株式会社と連携し、「子育て家庭のゆとりを生み出す環境づくり」を目指して、食洗機を活用した子育て支援に関する実証実験を実施しました。
その結果は以下のとおりとなります。
実証実験の目的
米原市における子育て家庭を支援する新施策として、食洗機が家事負担軽減や家庭環境の充実にどのような効果をもたらすかを検証しました。また、米原市が目指す「滋賀県で一番子育てしやすいまち」の実現に向けて、本実験がどのように貢献できるかを測定することを目的としました。
実証実験における主な結果
- 家事負担軽減と家庭のゆとり
実証実験の結果、参加世帯の約75パーセントの方が「家事負担が軽減された」と感じており、食洗機が家庭内の効率化に寄与していることが分かりました。 - 家族・子どもとのコミュニケーション時間の創出
「育児・子どもとのコミュニケーション」「家族とのコミュニケーション」が増えたと実感された方も多く、特に家事から生まれた時間を有効活用する様子が伺えました。 - 家族の家事参加促進(家事シェア)
食器洗いに男性も参加しやすくなったと感じた方は約39パーセントおり、家事の分担を通じて家庭内の協力体制が強化される可能性が示されました。
実証実験の概要
参加世帯数: 30世帯
回答世帯数: アンケート回答24世帯、インタビュー協力9世帯
実験期間: 2025年6月~8月
対象: 小学生以下の子どもがいる、米原市内の子育て世帯
米原市の食洗機を活用した実証実験の報告書 (PDFファイル: 3.4MB)
米原市の目指す姿を支援するツールとしての食洗機
この実証実験を通じて、市の施策「子育て家庭のゆとりを生み出す環境づくり」に対して食洗機が大きく貢献できる可能性が明らかになりました。家事負担の軽減はもちろん、家庭内のコミュニケーション促進や育児環境の向上に寄与し、多くのご家庭から高い満足度が得られました。
これからの取り組み
今回の成果を踏まえ、市では、子育て支援施策の具体的な検討を行ってまいります。また、パナソニック株式会社との連携をさらに深化させ、「滋賀県で一番子育てしやすいまち」の実現に向けた取り組みを続けてまいります。
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