ヒトパピローマウイルス感染症予防接種(キャッチアップ接種)について

更新日:2024年04月01日

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症とは

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50パーセントから80パーセントの方が生涯で一度は感染するとされ、子宮頸がん等多くの病気の発生に関わっています。近年、特に若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
HPV感染を防ぐワクチン(HPVワクチン)は、小学6年生から高校1年生相当の女性を対象に定期接種が行われています。
定期接種の内容については以下のリンク先をご参照ください。

積極的勧奨が差し控えられていた期間に定期接種の機会を逃された方でHPVワクチンを任意で接種し、実費を支払われた場合は接種費用を助成します。詳しくは以下のリンク先をご参照ください。

キャッチアップ接種について

令和4年4月1日より積極的勧奨が差控えられていた期間に接種機会を逃された方に対し、公平な接種機会を確保する観点から、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種(キャッチアップ接種)が可能になりました。
(注)キャッチアップ接種は、令和6年度で終了します。

接種対象者

平成9年4月2日から平成20年4月1日までの間に生まれた女性
(これまでに合計3回の接種をされていない方に限ります)

接種可能な期間

令和4年4月1日から令和7年3月31日まで

ワクチンの種類と接種間隔

キャッチアップ接種で接種することができるワクチンは、サーバリックス(2価ワクチン)、ガーダシル(4価ワクチン)、シルガード9(9価ワクチン)の3種類があります。一定の間隔をあけて、同じワクチンを合計2回または3回接種します。接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。どのワクチンを接種するかは、接種する医療機関に相談してください。3種類いずれも、1年以内に規定回数の接種を終えることが望ましいとされています。

サーバリックス(2価ワクチン)の接種スケジュール

接種スケジュール(サーバリックス(2価ワクチン))
回数 標準的な接種間隔 標準的な接種間隔で接種できない場合の接種間隔
1回目 初回接種 初回接種
2回目 1回目から1か月後 1回目から1か月以上あける
3回目 1回目から6か月後 1回目から5か月以上かつ2回目から2か月半以上あける

ガーダシル(4価ワクチン)の接種スケジュール

接種スケジュール(ガーダシル(4価ワクチン))
回数 標準的な接種間隔 標準的な接種間隔で接種できない場合の接種間隔
1回目 初回接種 初回接種
2回目 1回目から2か月後 1回目から1か月以上あける
3回目 1回目から6か月後 2回目から3か月以上あける

シルガード9(9価ワクチン)の接種スケジュール

令和5年4月1日よりキャッチアップ接種対象者の方もシルガード9(9価ワクチン)を接種いただくことが可能です。詳しくは以下のリンク先をご参照ください。

接種料金

無料

接種する際に必要な物

  • 母子健康手帳
  • 健康保険証

(注)予診票は医療機関に置いてあります。

注意事項

この予防接種による期待される効果や、予想される副反応等について、接種を受ける本人がよく理解して受けてください。ご不明な点はかかりつけ医(接種医療機関)にお尋ねください。

実施場所(指定医療機関)

予約が必要な場合がありますので、事前に医療機関へご確認ください。
指定医療機関の一覧は以下のリンク先の「子どもの予防接種のご案内(PDFファイル)」でご確認いただけます。(子宮頸がん予防ワクチン欄をご確認ください。)

  • 米原市・長浜市以外の医療機関で接種を希望される場合には事前申請が必要です。健康づくり課までご連絡ください。

その他の関連情報

この記事に関するお問合せ先

本庁舎 くらし支援部 健康づくり課

電話:0749-53-5125
ファックス:0749-53-5128

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