ヒトパピローマウイルス感染症予防接種(HPVワクチン)について

更新日:2026年04月01日

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症とは

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50パーセントから80パーセントの方が生涯で一度は感染するとされ、子宮頸がん等多くの病気の発生に関わっています。近年、特に若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)は、小学校6年生から高校1年生相当の女性を対象に定期接種が行われています。

使用するワクチンについて

使用するワクチン:9価HPVワクチン(シルガード9)

HPVワクチンにはいくつかの種類(型)があり、9価ワクチンは、このうち9種類のHPVの感染を防ぐワクチンです。その中でも、子宮頸がんの原因の80~90パーセントを占める、7種類のHPV(注)の感染を予防することができます。
(注)16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型

(注)2価HPVワクチン(サーバリックス)および4価HPVワクチン(ガーダシル)は、令和8年4月1日をもって定期予防接種から除かれました。

対象者

  • 小学6年生になる年度の初日から高校1年生になる年度の末日までの人

接種スケジュール

3回接種および2回接種いずれかの方法で接種します。ただし、2回接種は、9価HPVワクチンの1回目接種を15歳の誕生日前日までに開始した人に限ります。

2回接種の場合

2回接種が可能となるのは、9価HPVワクチンの1回目接種を15歳の誕生日前日までに開始する人です。

標準的な接種間隔:6か月の間隔をおいて2回目を接種します。 

ワクチン2回接種の場合の接種間隔の図式

(注)1: 5か月未満の間隔で接種した場合、2回目から3か月以上の間隔で3回目を接種します。

3回接種の場合

標準的な接種間隔:1回目の接種から2か月の間隔をおいて2回目を接種した後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて3回目を接種します。

ワクチン3回接種の場合の接種間隔の図式

(注)2・3:2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上((注)2)、3回目は2回目から3か月以上((注)3)の間隔で接種します。

2価HPVワクチンまたは4価HPVワクチンとの交互接種について

過去に2価HPVワクチンまたは4価HPVワクチンを接種している方でも、途中から9価HPVワクチンに変更し、残りの接種を完了することが可能です。
既に2価ワクチンまたは4価HPVワクチンを接種し、残りの接種を9価HPVワクチンで完了する場合は、9価HPVワクチンの接種方法に合わせ、1回目と2回目の間隔を1か月以上、2回目と3回目の間隔を3か月以上あけて接種します。

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