まいばらといろ(十色)について
更新日:2025年12月01日
米原の風景と記憶をひとつひとつのいろ(色)に込めて
自然、文化、暮らしの中に息づく「米原らしさ」を、十の彩りで描きました。

まいばらといろ(十色)の種類
01 琵琶湖ブルー

滋賀県が定めたシンボルカラー。
母なる琵琶湖の水面に映る青は、心まで澄み渡るようなやさしい色。
穏やかで、静かで、それでいて大きく包み込んでくれる。
私たちの暮らしの基盤であり、未来へ受け継ぐべき宝。
02 親分グリーン

「淡海のいろ」で決められた米原市カラー。
伊吹山のどっしりとした山容は、まるでまちの背中を支える親分のよう。その緑は、安心感と信頼、そして自然の大きな懐を思わせます。
世代を超えて見上げられる、米原の象徴的な存在。
03 源氏蛍イエロー

長岡の特別天然記念物「ゲンジボタル」。
初夏の夜、静けさの中でふわりと瞬く命の光。一瞬にして心をつかむその輝きは、はかなくも美しく、人の心をやさしく、あたたかく照らします。
癒しと希望をそっと運んでくれる、夜の小さな奇跡です。
04 梅盆一重梅

春の訪れを告げる、盆梅展。
寒さの中に凛と咲く、梅の一輪。
その花は、凍てつく空気の中でもふわりと香り、見た人の心をやさしく、温かくしてくれます。
気品あるピンクは、未来を信じる力をそっとそえてくれる、希望の色。
05 木彫唐茶

霊仙山の麓にある木彫の里・上丹生。
長い年月をかけて受け継がれてきた木彫文化の色は、木肌の温もりを感じさせながら、時の重みを静かに語ります。
唐茶色は、技と心が深く沁み込んだ、職人たちの証です。
06 瑠璃トラノオ

伊吹山の山頂部に自生する瑠璃色の花「ルリトラノオ」。
高山の風に揺れるその姿は、静かに咲く誇りのよう。
深い青は、凛とした強さと繊細な美しさを秘め、伊吹山の自然が紡いできた物語の一部を語ります。
07 紅の赤丸かぶ

地域の伝統野菜「赤丸かぶ」。
つややかで、宝石のように輝く紅色のかぶは、寒さを増すほどに色を深め、まるで情熱そのもののように赤く染まります。
この土地で育ち、人々に愛されてきた“食の誇り” です。
08 銀白伊吹そば

日本のそば栽培発祥の地、伊吹。
雪解け水に育まれたそばの実は、清らかな銀白色を纏い、口にすれば滋味深く、体にも心にもやさしい味わい。
この色は、自然とともに生きる米原の“清らかさ” そのものです。
09 イヌワシブラック

伊吹山の頂から、空を舞う「イヌワシ」。
羽を大きく広げ、悠然と空を滑空するその姿は、野生の強さ、誇り、孤高の美しさを象徴します。
黒褐色の羽根が描く軌跡は、大自然の中で生き抜く意志の色です。
10 夕焼けあまんぼう

伝統の干し柿「あまんぼう」。
柿屋につるされた橙色の柿が、夕日に染まって輝く景色。
その光景には、どこか懐かしい郷愁と、
秋のあたたかさが同居しています。
家族の団らんや、季節の移ろいを思い出させる鮮やかな色。
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