安定ヨウ素剤の配備について

更新日:2024年02月21日

安定ヨウ素剤の配備

米原市では、原子力災害に備えて、市民の皆さんが緊急時に安定ヨウ素剤を速やかに服用できるよう市内の自治会館、小中学校、認定こども園等に配備を行っています。

安定ヨウ素剤の写真

安定ヨウ素剤の配布

原子力災害の発生時には、安定ヨウ素剤を速やかに服用していただく必要があります。
安定ヨウ素剤の配布については、原子力発電所で深刻な事故が発生し、「施設敷地緊急事態」(原子力災害対策特別措置法第10条による通知)が発令されたときに、市から防災アプリ等によりお知らせします。
市内の自治会館、小・中学校、認定こども園等に配備しておりますので、次のとおり配布します。

  • 通園、通学されている児童の皆さま
    通園・通学されている時間帯…小・中学校・認定こども園等
    自宅にいる時間帯…お住まいの地区の自治会館
  • 自治会に加入されている市民の皆さま
    全時間帯…お住まいの地区の自治会館
  • 自治会に加入されていない市民の皆さま
    全時間帯…最寄りの小・中学校等の広域避難所

安定ヨウ素剤の服用

安定ヨウ素剤とは

安定ヨウ素剤はヨウ化カリウムを内服用に製剤化したものです。
原子力災害時に放射性ヨウ素による甲状腺の内部被ばくの予防または低減する効果のある医療用医薬品で、丸剤またはゼリー剤があります。
安定ヨウ素剤を事前に服用することで、放射性ヨウ素が甲状腺にたまることを防ぎます。

 ヨウ化カリウム丸剤 50ミリグラム

ヨウ化カリウム内服ゼリー 32.5ミリグラム

   

 ヨウ化カリウム内服ゼリー 16.3ミリグラム

服用量

安定ヨウ素剤服用量
対象年齢 服用量
13歳以上 丸剤 2丸
3歳以上13歳未満 丸剤 1丸
1か月以上3歳未満 ゼリー剤 1包 32.5ミリグラム
1か月未満の方 ゼリー剤 1包 16.3ミリグラム

 

服用のタイミング

放射性ヨウ素による甲状腺の内部被ばくは、安定ヨウ素剤を適切なタイミングで服用することにより予防または低減をすることができます。
安定ヨウ素剤を受け取ったら、速やかに服用してください。なお、効果は安定ヨウ素剤服用後、24時間となっています。

安定ヨウ素剤を服用したら

安定ヨウ素剤服用後は、速やかに放射線物質が届かないところへ逃げてください。
すぐに逃げられない場合は、できるだけ気密性の高い建物(コンクリート建屋など)の中に避難してください。

服用の注意点

服用するに当たり、次に該当する方は事前にかかりつけの医師にご相談ください。
(1)今までに、以下のお薬や食べ物で、かゆみ、吐き気、発熱、腹痛、皮膚が赤くなるなどのアレルギー反応を経験したことのある方

  • お薬:うがい薬、消毒薬、ヨード造影剤
  • 食べ物:昆布、昆布だし、ひじき、のりなど

(2)甲状腺に異常があるといわれたことがある方
(3)腎臓に異常があるといわれたことがある方
(4)その他病気等で事前に医師の確認が必要と言われている方

この記事に関するお問合せ先

本庁舎 政策推進部 防災危機管理課

電話:0749-53-5161
ファックス:0749-53-5149

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