「東草野地区将来ビジョン」の策定について(農村RMO(農村型地域運営組織))
更新日:2025年09月18日
東草野農業振興会は、滋賀県北東部・伊吹⼭地の⻄麓に所在する⽶原市東草野地域の4集落(甲津原、曲⾕、甲賀、上板並)において、近隣集落が互いに連携し、広域連携体制をより⼀層強化することで中⼭間地である本地域のさまざまな課題を解決し、活性化を図ることを⽬的に結成された協議会組織です。
近年、急速に進む⾼齢化や担い⼿⼈材の不⾜、耕作放棄地や空き家の増加などの地域課題を抱え、集落の存続への危機感が募り始めている中、地域住⺠の協⼒によりこれらの課題を乗り越えてゆくため、「農山漁村交付金(中山間地域農業推進対策)農村型地域運営組織形成推進事業(農村型地域運営組織モデル形成支援)」に取り組み、東草野地区の現状・課題をうけて「将来ビジョン」を策定しました。
農村RMOについて
農村型地域運営組織(RMO:Region Management Organization)は、複数の集落の機能を補完し、農⽤地保全活動や農業を核とした経済活動、さらには⽣活⽀援などを⾏う組織です。農村における地域コミュニティの維持や発展を⽬指し、地域住⺠が協⼒して取り組むことを⽬的としています。
現代の農村地域は、⾼齢化や⼈⼝減少といった深刻な課題に直⾯しています。特に中⼭間地域では、集落の世帯数・⼈⼝が減少し、農地の保全や⽣活⽀援などの機能が弱まっています。このような状況では、農業⽣産活動だけでなく、地域資源の保全や⽣活⽀援が困難になるおそれもあります。
農村RMOは、これらの課題を解決するための地域住⺠の協⼒体制の基盤となることが期待されています。地域住⺠が協⼒し、農⽤地保全や経済活動、⽣活⽀援を⾏うことで、地域コミュニティの機能を維持・強化し、持続可能な地域づくりを推進します。
東草野地区将来ビジョン
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