米原市文化財保存活用地域計画が認定されました

更新日:2024年01月31日

米原市文化財保存活用地域計画

令和5年(2023年)7月21日付で、国の文化審議会文化財分科会の答申を経て、「米原市文化財保存活用地域計画」が文化庁長官の認定を受けました。
「文化財保存活用地域計画」(以下、「地域計画」といいます。)は、文化財保護法第183条の3に規定される、文化財や歴史文化の保存と活用に関する総合的な計画で、米原市総合計画の下に位置付けられるものです。地域計画は、市内に所在する文化財の保存と活用に関する長期的な方向性を示すマスタープランであり、具体的な事業を計画するアクションプランとしての両方の役割を担います。
本計画の作成、周知、実施によって、多様な分野・主体と連携した地域総がかりによる、文化財の保存と活用を図ることを目指します。

計画期間

令和6年度(2024年度)から令和15年度(2033年度)まで

米原市の歴史文化の特徴

本市の文化財を生み出してきたのは、豊かな水と交差する道であり、水と道を通じたにぎわい(「巷」(ちまた))が本市を形づくってきました。豊かな水・交差する道はそれぞれ独立したものではなく、ときに交わることで当地独自の文化を醸成させてきました。
このことから、地域計画では本市の歴史文化の特徴を「水」「巷」という二つのキーワードで読み解いていきます。

「水」で読み解く特徴】―人々の生活に深く根差した「水」の文化

  • 伊吹山と霊仙山―「水」の生まれる地
  • 天野川と姉川、そして琵琶湖―「水」が流れる地
  • ヤマトタケル神話から雨乞い信仰―「水」を求めて祈る

「巷」で読み解く特徴】―人の往来が生み出した拠点と”にぎわい”=「巷」の文化

  • 古代の交流と息長氏伝承―「巷」のはじまり
  • 東山道から中山道―東西南北の道と「巷」
  • 東海道本線と鉱山開発―新時代の「巷」

文化財の保存と活用に関する将来像

地域でつなぎ、地域でいかす、歴史文化とともにあるまち まいばら

基本的な方向性

【方向性1】地域で文化財を次世代へつなぐ
【方向性2】地域で文化財をいかす
【方向性2】地域で文化財の担い手づくり

計画の目次

序章 文化財保存活用地域計画作成の背景と目的
第1章 米原市の概要
第2章 米原市の文化財の概要と特徴
第3章 米原市の歴史文化の特徴
第4章 文化財の保存と活用に関するこれまでの取組
第5章 米原市の文化財の保存と活用に関する将来像
第6章 ”地域で文化財を次世代につなぐ”取組
第7章 ”地域で文化財をいかす”取組
第8章 ”地域で文化財の担い手づくり”の取組
第9章 重点的に取り組む文化財の保存と活用
第10章 文化財の防災・防犯
第11章 文化財の保存と活用の推進体制
参考資料

ダウンロード

地域計画の内容は、以下の添付ファイルからダウンロードしてください。
地域計画のデータ容量が大きいため、分割しています。

本編

文化財保存活用地域計画書表紙

概要版

この記事に関するお問合せ先

本庁舎 教育委員会事務局(教育部) 生涯学習課(文化財保存活用担当)

電話:0749-53-5154
ファックス:0749-53-5129

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