令和8年度 7月1日市長訓示

更新日:2026年07月01日

皆さん、おはようございます。
23日間にわたり開催された第2回定例会は、無事に閉会いたしました。議案準備、議会説明等に御尽力いただいた職員の皆さんに心より感謝いたします。
議決いただいた事項については、速やかに事業に着手し、早期完了を目指して計画的に進めていただくようお願いします。
さて、5月から私と各所属の部課長級の皆さんとで、お昼の時間を利用して意見交換する「すみメシ」を開催しております。時間を取っていただきありがとうございます。
この「すみメシ」は、それぞれの部署で業務が円滑に進むよう、職員をまとめ、業務をマネジメントし、時には、批判の矢面に立ちながらも、一生懸命働いていただいている、部課長の皆さまに改めて感謝をお伝えすることと、私自身をより深く知っていただくと同時に、部課長のみなさんのことを知り、距離を縮め、互いに何でも話せる関係を築きたいという思いで始めました。
部課長の皆さんの日々のご苦労やお悩み事、意外な経歴や趣味を伺うことができ、それぞれのみなさんの人となりがよくわかりましたし、市政全般にかかるご意見や職場環境をよくするためのご提言などをいただき、大変有意義な時間となっております。
いただいたご意見等を踏まえ、さらに組織の風通しを良くし、より良い職場環境づくりを皆さんと一緒に進めていきたいと思います。
また、先週には、次年度に向けた施策構築協議を実施いたしました。
昨年の国勢調査の速報値によりますと、米原市の人口は5年間でおよそ2千人が減少する結果となりました。ここ数年の想定を超える少子化により、人口減少は避けられない状況となっています。
この事態を受け止め、市民サービスを持続していくためには、これまでの前提条件を見直し、施策や事業を創り直していかなければなりません。この認識を共有し 、「縮充」の発想による「転換」を進めるため、部局間の連携や全庁的な一体感を高めた施策の議論を進めていただいております。
今回の議論を受け、次の段階として、次年度予算編成に向けて、各施策の熟度を高めていただき、持続可能なまちの将来を見据え、現状の手法をどう転換をするべきかという視点を持ち、さらに活発な議論を重ねていただくことを期待しています。
次に、今年度の重要施策の一つであるアウトオブキッザニアについてです。
来年2月に開催することが決定し、実行委員会を立ち上げ、現在、参加していただける事業者の募集を行っているところです。
このイベントに対する私の思いは、「都市部に比べ体験できる機会が少ない、本市の子どもたちに体験格差を強いてはいけない」という危機感にも似た使命感です。
子どもたちの夢や将来の可能性が、住む地域や経済的な事情に左右されることなく、自らの努力で夢をかなえられる「希望あるまち」にしたいという思いから開催するものです。
皆さんご承知のとおり、本市には、国内有数の技術を持つ企業や、地域を支える魅力的な地場産業があります。そういった地元企業にご協力いただき、子どもたちにも知っていただきたいと思います。
そして、職業体験を通して、働くことの楽しさや大切さ、社会の仕組みを学びながら、自分の興味や将来の夢を持つきっかけにしてほしいと思います。夢や目標を持つことは学習意欲の向上や日々の生活への前向きな姿勢にもつながると考えています。
担当部署だけでなく、それぞれの業務の中で、未来の子どもたちの成長、チャレンジを応援する意識を持って、この事業を支えていただきたいと思います。
また、米原駅東口周辺まちづくり事業については、日本ソフト開発の新社屋の姿が見えるようになってまいりました。分譲マンションの建設も先月着工されました。
旧米原庁舎跡地の造成も始まり、これまで皆さんにコツコツと積み上げてきていただいた駅周辺の開発がいよいよ成果を見せ、まちが賑わい、変化していく瞬間を目の当たりにすることになると思います。
地方自治は、「クリエイティブな仕事」だと思います。ハード事業だけでなく、新たな仕組みづくりなど、市役所職員だからこそ味わえる「まちを創る仕事」に誇りを持っていただき、それぞれの部署で日々の業務に向き合っていただきたいと思います。
スポーツの話題にも触れたいと思います。
現在開催中のサッカーワールドカップでは、熱い戦いが繰り広げられています。
日本代表選手が世界の強豪を相手に、選手一人ひとりがそれぞれの役割を果たしながら、チーム一丸となり高い目標に向かって懸命にプレーする姿は、私たちに、共通の目標に向かってそれぞれの立場で力を尽くし、組織として力を合わせることの大切さを示してくれているように感じております。
8月には、本市でインターハイのホッケー競技が開催されます。昨年の国スポの経験を生かし、再び「おもてなしの心」を持って、大会を成功に導きましょう。
また、今週末の7月5日には、滋賀県知事選挙が執行されます。
今回の移動期日前投票所では、「移動市役所」の開設および地域活性化包括連携協定を締結しているセブン‐イレブン・ジャパン様の御協力により、滋賀県内初となる「移動販売」を同時に実施いたします。
この「移動市役所」や「移動期日前投票所」という取組は、先ほど述べた、「持続可能なまちへの転換」の施策の一つであり、このチャレンジのタネが民間企業を巻き込み、広がりを見せていることを嬉しく思います。
投票に来られる市民の方のサービス向上となり、投票率が向上につながることを期待しております。
選挙事務に従事いただく職員の皆さんには、御苦労をおかけしますが、適正な事務執行が行われるよう、緊張感を持って職務に当たっていただきますようお願いいたします。
先月末には梅雨前線と2つの台風の影響に伴う大雨となり、市内各地で道路が冠水し、天野川に至っては河川氾濫の恐れが高まったことから長岡自治会に避難指示を発令いたしました。幸い、大きな被害等はなく、安堵しております。対応に当たっていただいた皆さん、ありがとうございました。
引き続き、豪雨や台風に対する防災・減災対策、また、これからは日増しに暑さも厳しくなってまいりますので、市民の皆さんの健康を守る対策にも万全を期していただきたいと思います。同時に、職員の皆さんも自身の体調管理を徹底し、「しっかり働き、しっかり休む」を意識していただき、計画的に夏休みを取っていただくなど、心身ともに健康な状態でこの厳しい夏を乗り切り、市民のために全力を尽くしてまいりましょう。
引き続き、よろしくお願いいたします。

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