令和8年 仕事始め市長訓示

更新日:2026年02月10日

皆さん、あけましておめでとうございます。
職員の皆さまには、令和8年の新年を、穏やかに迎えられたことと、心からお喜び申し上げます。
この年始の降雪に伴って出動いただきました皆さまには、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
この年末年始は、職員の皆さんも、家族サービスや地域行事への参加など、家族や地域の方々とふれあう機会を持ち、充実した時間をお過ごしいただけたのではないでしょうか。
私も、おかげさまで、リフレッシュする時間をいただき、心と体のリズムを整え、今日を迎えることができました。
一方で、世界では、今もなお戦争が続き、南米でも新たな軍事行動がありました。国内では、この年末年始、高速道路での多重事故が発生するなど積雪が原因の事故が発生したり、火災も各地で発生しております。
改めて、世界恒久平和と国内の安全安心な暮らしを願わずにはいられません。
さて、私たちを取り巻く環境は、人口減少・少子高齢化、自然災害の激甚化・頻発化、公共施設やインフラの老朽化など、依然として厳しい状況にあります。
また、本市の人口はこの20年の間、減少が続き、さらに20年後には3万人を割り込むと推計されています。令和8年度予算編成に、大変ご苦労いただいておりますが、米原市の財政は、黄色信号が灯るひっ迫した状況であると言わざるを得ません。
こうした中、一定の子育て支援や移住定住施策、都市基盤整備を進めながらも、長期的には人口減少が避けられないという現実を正面から受け止め、社会が縮小しても持続可能な行財政構造へと早急かつ大胆に変えていくことが求められています。
「行財政経営と改革の基本方針2025」に示しているとおり、これからの市政運営では、市民にとって最も効果的で最適な手法を追求し、「本当に必要なサービスを、過不足なく、無理なく提供し続ける」ことが重要です。そのためには、事業や制度の見直しを恐れず、これまでの考え方に捉われない変革を進める必要があります。
その変革の一つとして、移動市役所の運行を開始いたしました。一方で、伊吹・近江市民自治センターを廃止し、窓口センターを「愛らんど」と「近江図書館・近江はにわ館」へ移転します。事業の縮減や再構築が、市民の安全・安心を損なうものであってはならないため、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる仕組みづくりに挑戦し、新たな窓口として米原スタイルを確立していただきたいと思います。
また、将来を見据え、広域連携によるスケールメリットを最大化し、人口減少社会に対応した持続可能な観光地域づくりを推進するため、長浜市観光協会とびわ湖の素DMOが、昨年末に調印を行い、本年4月から統合し「長浜米原観光協会」となり、新たな体制で湖北の観光振興を進めることになります。
大河ドラマ「豊臣兄弟」も始まりましたので、米原の地の利を生かした観光振興につなげていただきたいと思います。
昨年、市制20周年を迎え、先人から受け継いできたまちづくりのバトンを、次の世代に繋ぐ決意を新たにしたところであります。
まちを次代に引き継いでいくためには、未来を担う若い世代が、米原に希望や誇り、愛着を持てることが不可欠です。
令和8年度は、「誰もが安全に安心して暮らせる地域づくり」、「子ども・若者の育ちや学び、挑戦を応援」、「まちの未来を拓く原動力への投資」、「持続可能なまちへの大胆な転換」を重点施策の柱としています。伊吹山の再生や自然災害への備え、子ども・若者の居場所をつくり、米原駅周辺の活性化、企業誘致の促進、行財政改革を着実に取り組んでいただきたいと思います。
これらの施策を確実に前に進めるため、来年度は大きく組織機構の見直しを行います。
公共施設マネジメントや行財政改革、DXの推進、人材育成、地域振興、子ども施策、産業政策などの分野において、役割と責任を明確にし、部局間の連携を強化することで、より実効性のある市役所を実現するためのものです。
職員の皆さんには、組織が変わることで負担をおかけしますが、この改革は、市民の期待に応え続けるために必要なものと考えています。互いに連携しながら、それぞれの部署で力を発揮いただき、より良い行政サービスの実現に向けて取り組んでいただきたいと思います。
変化には、勇気が必要ですが、チャンスでもあります。変化は挑戦、変化は創造でもあります。変わる勇気を持って、人口減少という難局に立ち向かっていきましょう。
最後に、今年は午年です。
午年は古くから「挑戦」「前進」を象徴する年と言われています。物事が勢いよく動き出し、新たな一歩を踏み出すのにふさわしい年でもありますので、職員の皆さんと力を合わせ、まちづくりを力強く前に進めていきたいと考えております。
今年、まちづくりの羅針盤となる第3次総合計画を策定し、計画に基づき、誰もが安心して暮らし続けられるまち、市民が笑顔になり幸せが生まれるまちの実現に向けて取り組んでいきたいと思いますので、共に頑張ってまいりましょう。
皆さまにとって幸多き1年となりますことを祈念するとともに、さらなるご協力をお願い申し上げ、新年のあいさつとさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願いします。

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