令和7年 仕事納め市長訓示
更新日:2026年02月10日
今年も残すところ、あと数日となりました。
この1年、日々の業務に真摯に向き合い、市民生活を支えるため、ご尽力いただいた職員の皆さんに心から感謝を申し上げます。
本年を振り返りますと、まず、国内においては、大阪・関西万博が開催されました。最先端の技術やさまざまな文化が集まり、日本の魅力が世界に発信されました。米原市としても、「滋賀・伊吹のめぐみ」としてブースを出展し、伊吹山の現状や植生復元に向けた取組を紹介するとともに、本市の自然、歴史、文化の魅力を発信する機会を得ることができました。
一方で、全国的にクマの出没や被害が相次ぎ、自然との共生の在り方が改めて問われる1年でもありました。また、米の不足や価格高騰、「いわゆる令和の米騒動」と言われる状況に見舞われました。加えて、今夏の平均気温が過去最高を記録したことなど、私たちの暮らしに直結する出来事が多い1年でもありました。これらはいずれも、地球温暖化を背景とした気候変動の影響が大きく、私たちの日々の暮らしや地域の安全、さらには市民の健康・生命に及ぶ、喫緊かつ重要な課題であると認識しております。
このような中、今年の世相を表す漢字には「熊」が選ばれました。私も米原市長として、今年を振り返り「今年の漢字」を選びました。私が選んだ漢字は、「動(うごく・どう)」です。
社会全体が大きく動き、本市においても、人・まち・行政が確かに動いた1年であったと考えます。
まず、44年ぶりに開催された、国スポ大会におけるホッケー競技の開催では、選手、スタッフ、そして観客の皆さんが一体となって「躍動」し、スポーツの力を強く感じる機会となりました。大会を支えていただいた職員の皆さんが、まさに「躍動」して大会を成功に導いてくださいました。米原で守り繋いできたホッケーへの情熱を市民とともに、再び高めることができたと感じております。
また、市制施行20周年記念式典を無事に開催できたことは、これまでの歩みを振り返ると同時に、未来に向けて本市が新たに始動する大切な節目となりました。先人から受け継いだまちづくりを、次の世代に繋ぐ決意を新たにし、米原にしかない可能性を基に、これからの米原市をどう描き、どう動かしていくのか、その一歩を踏み出した1年であったと考えています。
さらに、人口減少が進む地域縮小時代を生き抜くため、持続可能な行政サービスへの転換を図る挑戦として、県内で初めて移動市役所の運行を開始いたしました。加えて、米原駅東口開発、新たな米原市総合計画の策定に向けても着実に前へ進めていただいており、本市のまちづくりが確実に動いていると思います。
そして、私自身も動いてまいりました。「すみトーク」として地域へ出向き、これまでに24の自治会において、役員の皆さんと意見交換を行いました。少子高齢化、担い手不足など地域の課題を伺う一方、若い方も自治会活動に参加し、イベントやまちづくり活動を行い、支え合い、助け合いができる絆(つながり)づくりを実践されているお話も伺いました。市民の皆さんから直接伺った意見や願いを実現できるよう、今後の施策展開につなげるため動いていきたいと思います。
申し上げた以外の事業におきましても、それぞれの職場において成果を果たしていただいており、職員の皆さんの創意工夫と市民を想う気持ちがあってこそ実現できたものであると思います。
全ての職員の皆さんの日々の努力の積み重ねに、改めて感謝申し上げます。今後も市民の視点に立った行政サービスの提供に努めていただきたいと思います。
来年も、社会情勢の変化は続き、地方行政には柔軟な対応力と未来を想像する行動力などがより一層求められると考えます。
今年の「動き」を来年につなげ、立ち止まらず、挑戦し続けることが、米原市の未来を切り拓く力になると考えます。どうか職員の皆さんには、誇りと気概を持って、それぞれの立場で前向きに取り組んでいただきたいと思います。
動くためには十分な休息も必要です。
今年の年末年始は9連休となります。長期休暇となりますので、御家族などとゆっくりした時間をお過ごしいただき、心身を休めていただき、新たな年をお迎えください。
会食などが増えることと思いますが、事故・不祥事等を起こさぬよう、コンプライアンスを徹底いただくとともに、体調管理には十分ご留意いただきたいと思います。
皆さんお揃いで、輝かしい新年を迎えられますことを、心から祈念し、仕事納めの挨拶といたします。
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