市長就任にあたっての職員訓示(要旨)(2017年)

更新日:2018年01月23日

3月6日(月曜日)

 皆さん、おはようございます。本日から4期目の米原市政が始まります。この度の米原市長選挙において、多くの市民の皆さんの信託を受け、その市長という重責を任されました。職員の皆さんには、これからの4年間、大変なご努力とご尽力をお願いすることになるかと思いますが、引き続きよろしくお願いします。

 選挙結果の重みを実感しつつ、投票された有権者の皆さんの思いに応えていかなければならないと身が引き締まる思いです。とりわけ、今回の選挙で私は、40項目にわたる政策提案をしました。これを実行、実現していく約束をした上での当選だと思っています。市民の負託に応えていくため、もちろん、私自身も努力をしますので、市役所職員一人ひとりが積極的に市政に関わるとともに、ご協力をお願いしたいと思います。

 選挙戦では、米原市政の大きな課題についても説明してきました。一つは庁舎問題です。もう一つは、米原市の完成度を高めるための中心市街地です。この4年間でしっかりとした礎を作り上げてしまいたいと思っています。
 そして、市民の暮らしの分野については、継続して皆さんと共に努力をしていきたい。子育てや地域課題などについては、皆さんの努力によって大きな成果も得ることができました。子育て、若者、高齢者、障がい者、女性といった暮らしの分野での課題が私たちの目の前に鮮明に現れています。私は解決の方向性は示していますが、再度、職員や議会の皆さんと議論する必要があると考えています。議論することが結果を作ることに大きく近づくと思います。市役所として、暮らし、子育て、若者、障がい者、女性、高齢者の問題解決に当たっていきたいと考えていますので、よろしくお願いします。

 仕事をする上で大切にしてほしいことは、身を置く、相手の立場になって考えるということです。私たちは市役所の中で物事を考えがちです。しかし、地域に立って物事を考えようではありませんか。高齢者の立場になって、もう一度周りを見直してみようではありませんか。若者が抱えている不安も、その立場に身を置いてみれば、解決の方策も見えてくると思います。これまで皆さんには努力してもらっていますし、米原市職員の評価は高いと私は思っていますが、より一層、相手の立場になって仕事に当たってください。
 今、働き方改革ということで、働き方についての議論が起きています。私は、働き方は生き方だと思っています。公務員として働く中で、人の役に立つ、人のためになる仕事の仕方、生き方、人生を貫いてください。もちろん、葛藤も起きましょう。しかし、最後は人の役に立ったのか、自分のやっていることが時代に合ったものか、この検証は常に必要です。市役所は人の役に立つところでなければなりません。人の役に立つ、人のためになる人生が送れることほど素晴らしいことはありません。米原市職員として頑張ることが米原市を変えていきます。そして、市民の暮らしを大きく向上させることもできます。この4年間で、米原市の評価をさらに高めていきたいと思います。
 米原市が地理的な面や交通の面から恵まれていることは従来言われてきました。今、米原市の役割や機能を大きく高めることができるチャンスが目の前に広がっています。近畿圏、中京圏、北陸圏といった広域圏の中で米原市がどういった役割や機能を発揮できるかが問われています。懸命に努力して、この期待に応えることが米原市の評価を大きく高めます。

 人の暮らしを守り、時代に応じた米原市を大きく飛躍させるため、これから4年間職員の皆さんと共に努力して、汗の結果を勝ち取り、喜びを分かち合いたい。今日、私はそんな思いで登庁しました。皆さんと一緒に仕事ができることは、私の人生において大きな誇りです。皆さんと共にやってきた4年間の成果について自信があります。これを礎として、引き続き、手を取り合って頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。

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