市長就任にあたっての職員訓示(要旨)(2013年)

更新日:2018年01月23日

3月6日(水曜日)

 皆さん、おはようございます。今日はこのような晴れの日に初登庁を迎え、私が家を出るときには地元堂谷区民の皆さんにお見送りいただきました。そして、先ほどは米原庁舎で市議会議長、副議長をはじめ、大勢の職員にもお迎えいただきまして大変感動しました。

 皆さんもご承知のとおり、私は再登板になります。前回はどのような市政運営ができたのかということが当然注目されるところでありますが、一旦リセットして、一からもう一度市民の皆さんと市職員の皆さんと、そして市議会議員の皆さんと、一丸となって市政運営に全力を尽くしてまいりたいと思います。

 米原市は来年、合併して10年目という大きな節目で、大変重要な区切りの時期を迎えようとしています。この区切りに皆さんと一緒になって、米原市をもっと自信や誇りを持てるまちにしたいと思っています。市役所でも職員一人一人が自信や誇りをもっと持てるようになってほしい。私は常々に言っていますが、市職員がどんな働き方をしているか、そうした大人の姿を子どもたちが見ているんです。背筋を伸ばして前を向いて、夢を語り希望を語る、こうした大人の姿がなかったら、次代を担う子どもたち、ひとは育ちません。ぜひ市役所から希望ややる気とともに、自信と誇りが持てるまちをつくっていく気概を更に大きく膨らませてほしい。そのために私はリーダーとして常に先頭、最前線に立たせてほしいと思います。

 行政課題は山積しています。むしろ、この課題を解決することが、我々にとって、まさに「市民に役に立つ所」としての市役所のやりがいであるし、生きがいであるし、働きがいである。そんな思いに立って、私は職員と一緒に、皆さんの知恵や想像力を使わせていただけることの喜びとともに、勇気を持って決断し責任をとる、そういう実行・実現する政治家として、市長としての責務を全うさせてほしいという思いで、今日からの再登板に臨んでいます。

 懐かしい顔もたくさんありますし、それぞれのやる気も伝わってきています。米原市が新たな10年目を迎えるまであと2年あります。大きく胸を躍らせて、希望を膨らませて、もう一度基礎を作りなおし、そして未来に羽ばたくまちを作り上げることが私の大きな責任であります。

 今、市民の皆さんの夢や希望の実現に応えられる行政が地方自治の中で問われています。結局、何やっても、言っても、何も動かない、変わらないというつぶやきを放っておいてはいけません。このつぶやきに応えていける仕事をぜひやろうではありませんか。私は希望を失っていませんし、皆さんへの信頼も失っていません。むしろ、一緒にやれることに大きな喜びを感じながら、更に大きな一歩をつくっていきたい。結果は市民の判断です。市民の判断に従って、皆さんと一緒に全力で走りたいと思います。皆さんの奮闘を心からお願いを申し上げて、私からの皆さんへの初めの訓示とさせていただきます。どうぞ、4年間よろしくお願いします。

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