令和3年 市長初登庁職員訓示(要旨)

更新日:2021年03月17日

 

令和3年 市長初登庁職員訓示(要旨)

日時:令和3年3月8日(月曜日)

皆さん、おはようございます。

この度の米原市長選挙において、引き続き、米原市政を担わせていただくことになりました。

新型コロナウイルス感染症の収束が見えず、大変厳しい局面を迎えている中で、いよいよ新庁舎が完成し、「米原新時代」を迎えようとしています。そうした中で、米原市政を任されることについて、大変重い責任を感じており、さまざまな局面や困難に対応していかなければならないという点で大変緊張しています。

これまで職員の皆さんと進めてきた地方自治のあり方については、私は「市民の力」とか「地方自治の力」ということを言ってきました。その意味では、今一度、市民の皆さんの暮らしの現実、地域の実態に真摯に向き合うことから始めたいと思っています。そして、さらに米原市が大きく飛躍し、将来の元気をつくっていくためには、職員の皆さんの力や協力なくしてはできません。引き続き、よろしくお願いいたします。

さて、私は、これまでの3期12年間市長を務めてまいりましたが、一貫して、「県下一子育てしやすいまち まいばら」ということを目標に進めてまいりました。とりわけ、中学生までの入院費を含む医療費の無料化、第2子以降の保育料の無料化、さらには定住を目的とした県内初となる給付型奨学金など、これらについても、職員の皆さん方の協力をいただきながら進めてまいりました。これは、子育てや少子化対策をしっかりと行うことが、将来の米原市にとって何より大事だと思うからこそ進めてきたことです。

そして、地域の課題です。私は、高齢者の皆さんが支え合う、そこにやりがいや生きがいを見つけてもらう「地域お茶の間創造事業」というものを進めてきました。また、合併以来、大きな課題でありました市役所の分庁体制を統合するという「統合庁舎の建設」につきましても、今回の新しい統合庁舎の建設ということになりました。市民の暮らしを守り、米原新時代をしっかりと築いていくための基盤づくりを成すことができたのではないかと思っています。

そして、私は今回の選挙において、新たに、市民の暮らしや未来に関する44項目の政策を提案させていただきました。その提案内容や取組など、主要事業につきましては、本日の議会の施政方針の中で詳しく述べさせていただきますが、深刻なのはやはり少子化問題、そして、人口減少です。このことと並行して、新型コロナウイルス感染症という、大変な危機が私たちの目の前に立ちはだかっています。

本日、こうした深刻な事態を解決していくために、議会において、予算と事業を承認いただき、新時代の一歩を踏み出したい、そんな思いであります。

そして、私は、職員の皆さんや市役所がどのように地域や市民から見られているかということについて、心してほしいと思います。市民の皆さんが市役所に行けば課題解決に一歩踏み出せる、そういう頼れる市役所があり、そこには、市民の願いや思いをしっかりと受け止められる地方自治体の職員集団が存在しているという、そんな市役所になっていきたいし、してほしいと思っています。

新型コロナウイルス感染症については、新規感染者数が減少傾向にはありますが、皆さんも感じておられるとおり、米原市内の感染者数も徐々に増えています。大変厳しく、予断を許さない状況です。

そういう中で、国内では、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種がはじまります。さまざまな議論はありますが、市民の皆さんに安心していただき、できるだけ速やかに、そして、できるだけ多くの方に接種をしていただき、集団免疫を獲得することが何より大事ではないかと思います。

そういった意味で、市民や地域と一体になり、市役所が頼れるところだと言ってもらえる米原新時代を、ぜひ皆さんと一緒につくりたいと思います。

米原市役所は、市民の皆さんと、そして、地域とともに歩む市役所であります。ともに力をつくして頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。

この記事に関するお問合せ先

本庁舎 政策推進部 広報秘書課(秘書)

電話:0749-53-5160
ファックス:0749-53-5148

メールフォームによるお問合せ