3月 食べ物の旅 奈良県

3月9日(水曜日)は食べ物の旅で奈良県の郷土料理が登場しました。

• ごはん
• 牛乳
• 鰆の竜田揚げ
• 奈良和え
• 飛鳥汁

 この日の給食では、奈良県の郷土料理「飛鳥汁」、「奈良和え」、「竜田揚げ」が登場しました。
 飛鳥汁の歴史は古く、1300年ほど前に存在していたそうです。

 野菜や鶏肉の入った具だくさんのみそ汁に牛乳を入れた栄養満点の料理です。
 実は、牛乳は中国から奈良の地に伝わったといわれ、奈良県は乳文化の発祥の地ともいわれます。

 竜田揚げの「竜田」は、奈良県にある紅葉の名所「竜田川」からきています。
 具材に醤油などで下味をつけ、片栗粉をまぶして油で揚げると赤茶色に揚がり、ところどころに片栗粉の白色の部分ができます。
 その見た目を紅葉と側を流れる竜田川に見立てて名づけられました。

 「奈良和え」は長く保存できるかんぴょうやしいたけなどの乾物と、人参、油揚げなどを炊いて、それらを奈良漬と和えた精進料理です。
 現在でも奈良漬けを使った風味豊かな一品として食べられています。

 給食では奈良漬けを小さく刻み、また量も加減しながら、こどもたちに食べやすい味付けに仕上げました。