記念植樹
更新日:2024年03月08日
後世に平和の尊さを伝えていくために、平和の礎敷地内に植栽する3種類の樹木を広島・長崎・沖縄の地から譲り受ける準備を進め、この度、樹木医の指導の下、苗木の記念植樹を行いました。
公益財団法人 広島平和文化センターに事務局がある平和首長会議からは、被爆樹木二世のアオギリ、長崎市に事務局がある日本非核宣言自治体協議会からは原爆死没者の慰霊と平和への祈りを込めて植えられた嘉代子桜(かよこざくら)(ソメイヨシノ)の苗木を、それぞれの団体の会員であることから、無償で提供をいただだきました。
また、日本で唯一地上戦が行われた沖縄県からは、沖縄県内に広く分布し、沖縄戦跡でも数多くみられる早咲きの桜、ヒカンザクラの苗木を沖縄県緑化種苗協同組合から提供いただき、それぞれの樹木についての説明看板を設置しました。
今後は、この場所を平和祈念式典の会場として活用するとともに、平和学習の一環として学校教育に組込み、継続することで、戦争の悲惨さを継承していく人材の育成と恒久平和を祈念する拠点としていきます。
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