米原市の自然を壊さないでほしい。ソーラーパネルいらないです

更新日:2025年06月26日

米原市の自然を壊さないでほしい。ソーラーパネルいらないです

 このたびは貴重な御意見をありがとうございます。「自然を壊すソーラーパネルはいらない」という率直な意見、しっかり受け止めさせていただきました。

 私たち市役所も、米原市の豊かな自然や美しい景観を大切に守りたいという気持ちは同じです。だからこそ、慎重に考えながら環境施策に取り組んでいます。

 ソーラーパネルを導入する理由のひとつは、地球温暖化や気候変動といった今の時代の大きな課題に対応するためです。化石燃料を使い続けると二酸化炭素(CO₂)が大量に排出され、地球がどんどん暑くなり、自然環境に悪い影響を与えます。そのため、二酸化炭素の排出を減らす「脱炭素」の取り組みがとても重要だと考えています。

 再生可能エネルギーは、こうした問題に対する解決策のひとつです。太陽光発電は、電気を作る際にCO₂を排出しないため、環境にやさしいエネルギーとして注目されています。しかしながら、設置にあたって景観への影響や自然破壊の懸念があることも事実であり、市としてもそのバランスが重要と考えています。

 そこで、市では「米原市太陽光発電施設の設置と生活環境等との調和に関する条例」令和4年4月から施行し、設置禁止エリアを定め、自然環境や生活環境との調和の観点からの規制と、市内で太陽光発電を普及促進する、規制と普及の両面を条例に定めて、運用を行っています。

 この条例により、ソーラーパネルを設置する際には、なるべく自然を壊さない場所を選んだり、地域住民の意見を聞いて、景観に配慮した配置を工夫したりすることを太陽光発電事業者に求めています。

 今回いただいた意見は、自然を大切にしながらこれからの環境問題について考える上で、とても重要な意見でした。これからも一緒に米原市の未来について考えていきましょう。

    
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