ヒートショックに気をつけましょう
更新日:2026年01月29日
元気な人が冬場などに突然お風呂場やトイレで亡くなっていたとの話しを聞いたことがありませんか?それは「ヒートショック」によるものだったかもしれません。
ヒートショックは予防できます。本人だけでなく家族や周りの方々もヒートショックに対する意識を持つことが大切です。
ヒートショックとは?
ヒートショックとは、暖かい場所から寒い場所へといった温度の急激な変化で、血圧が上下に大きく変動することによって、失神したり心筋梗塞や脳梗塞などの血管の病気を引き起こす健康被害のことです。
ヒートショックは、身体に大きな負担がかかることで起こるため、持病がない健康な方でも起こり得ます。
また、最悪の場合、入浴中の溺死や急死につながることもあります。
ヒートショックはどんな時に起きる?
ヒートショックは、主に冬場(11月頃~2月頃)の急な寒暖差により発生します。
(例えば)
- 暖かい部屋から冷えた脱衣所や浴室へ移動したとき
- 熱いお湯に急に入ったとき
- 入浴中に急に立ち上がったとき
- 寒いトイレに入ったとき
- 入浴後にすぐに動いたり、寒い場所へ出たとき
これらの状況では、血圧が急に上がったり下がったりして、失神・心筋梗塞・脳梗塞などのリスクが高まります。
冬場の入浴時は、ヒートショックが特に起こりやすいので注意と予防が必要です。浴槽内で失神すると、溺れて亡くなることがあります。
厚生労働省の人口動態調査によると、高齢者の「不慮の溺死・溺水」による死亡者数は高い水準で推移しており、近年では交通事故による死亡者数よりも多くなっています。
引用画像:政府広報オンライン「交通事故死の約3倍?!冬の入浴中の事故に要注意!」
ヒートショックになりやすい人
- 65歳以上の高齢者
- 高血圧、不整脈、糖尿病、動脈硬化など持病がある方
- 浴室内に暖房設備がない、浴室内の暖房を使用しない方
- 一番風呂や熱いお風呂が好きな方
- 食後や飲酒後、薬の服用後にお風呂に入ることが多い方
- 身体が冷えている状態でお風呂に入ることが多い方
- 30分以上湯船につかっている方
東京都健康長寿医療センター研究所の研究によると、全国で1年間に「ヒートショック」に関連して急死した人は約17,000人と推計されており、このうち約14,000人が高齢者の方だと考えられています。
ヒートショックを防ぐポイント
- 入浴前に脱衣所や浴室を暖めておく
- お湯の温度は41度以下にする
- 入浴前後に水分をとる
- 入浴は食後すぐや飲酒後、薬の服用後は避ける
- 湯船につかる時間は10分以内にする
- 浴槽から急に立ち上がらず、ゆっくり立ち上がる
事故の予防・早期発見が重要です。高齢者本人だけでなく、家族の方など周囲の方も一緒に見直しましょう。
ヒートショック予報(日本気象協会)
ヒートショック予報(日本気象協会)は、「ヒートショックの危険の目安」を知らせる情報です。
冬季の気温の予報から屋内で生じる冷え込みや温度差の程度を推定して3ランク(警戒・注意・油断禁物)と5種類のマーク(冷え込み警戒・気温差警戒・警戒・注意・油断禁物)で表示しています。
米原市のヒートショック予報について詳しくは下記ホームページをご覧ください。
米原市のヒートショック予報(日本気象協会)(外部リンク)
参考資料
ヒートショック対策(滋賀県)
ヒートショック対策で滋賀県が作成されているリーフレットを掲載します。
ヒートショックを防ぎましょう(滋賀県)(令和5年11月作成)(PDFファイル:1.6MB)
なお、情報は作成当時のものですので、修正や変更されている場合があります。
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
ヒートショック対策について(滋賀県ホームページ)(外部リンク)
政府広報オンライン
政府広報オンラインは、内閣府大臣官房政府広報室が運営しています。
冬場の入浴事故について、予防や対応策を動画等で詳しく紹介しています。
詳しくは下記のサイトをご覧ください。
交通事故死の約3倍?!冬の入浴中の事故に要注意!(政府広報オンライン)(外部リンク)
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