まいばら体操ができたきっかけ

更新日:2017年11月30日

介護予防の第一歩

平成23年3月に実施した日常生活圏域ニーズ調査(注釈)を元に京都大学大学院と分析を行った結果、運動機能低下・うつ傾向・認知機能低下に該当した人で外出頻度が週1回未満の人は、今後介護が必要になる可能性が高いことがわかりました。

また、近所との交流のある人や老人クラブなどの活動に楽しみを感じておられる方は、要介護状態になりにくいことも分かりました。

これらのことから、運動機能を向上させることで閉じこもりを解消し、人との交流を盛んにしていただくことが介護予防の一歩だと考え、自宅で簡単にできる運動機能向上体操「まいばら体操」を制作しました。

閉じこもりの負の連鎖のイメージ

日常生活圏域ニーズ調査

 要介護認定を受けていない市内の65歳以上の方を対象にしたアンケート調査。生活状況や今後の生活の意向について把握し、施策展開の基礎資料にするために実施しました。

調査期間

平成23年3月12日から平成23年12月28日まで

配布数

8,434件

回収率

95%

運動は介護予防の特効薬

運動を行うことで、筋力や柔軟性などの向上が得られ、関節の痛みの軽減も期待できます。また、運動機能の向上だけでなく、運動によって脳の機能も維持しやすくなるという研究報告もされています。

これらのことから、運動は、変形性膝関節症や腰痛などで歩くことが困難になっている人や認知症の予防にも効果のある方法の一つだと言われています。

まいばら体操を習慣化して体を動かし、少しでも戸外へ出かけることを意識しましょう。

それが元気になる秘訣です!!

まいばら体操スタッフの写真
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