第7回米原市都市計画審議会議事録(要旨)

更新日:2017年11月30日

開催日時

平成19年12月26日 水曜日 午後2時から午後4時まで

開催場所

米原市米原公民館 2階 研修室2AB

出席者

氏名に機種依存文字が使用されている方については、常用漢字に置換えて表記しています。

委員

出席委員

13人

井口会長、徳田委員、冨岡委員、北村委員、松宮委員、磯崎委員、音居委員、堀川委員、伊吹委員、辻井委員、西川委員、足立委員、大林委員

欠席委員

奥村委員、久保田委員

米原市

13人

西田副市長(あいさつ後退席)、岡土木部長

  • 都市計画課
    藤本課長、喜田参事、松瀬参与、土田主査、古野主事
  • 下水道課
    喜田村課長、山崎参事、丸本主任
  • 建設課
    平居課長、鍔田参事、木村主任

議事案件

議案第1号

彦根長浜都市計画および山東伊吹都市計画下水道(米原市公共下水道)の変更について

配布資料

議案書、協議案件資料、参考資料、審議会次第、座席表

傍聴者

なし

議事録

以下のとおり

議事案件内容(要旨)

 議案第1号彦根長浜都市計画および山東伊吹都市計画下水道(米原市公共下水道)の変更について、議案書に基づき事務局から説明を行った。内容(変更点)については、米原駅東調整池の位置を梅ケ原字杜若一、杜若二および字太尾から米原字出口に変更するとともに、面積を6,400平方メートルから600平方メートルに変更する。この変更は、米原駅東部地区の有効な治水対策の再検討を行った結果、当初計画より上流の低地部に設置する必要が生じたため、治水対策上より有効的な位置および面積に変更するものである。委員からの主な質問・意見および事務局の回答については、下記のとおり。審議の結果、市長に対し原案どおり承認する旨の答申をすることを決定した。

質問・意見および事務局回答(発言順)

委員
当初の計画より調整池の面積が小さくなっているが、入江干拓(下流域)のことを考えた計画になっているのか。大雨時には、承水溝にひしなどが繁茂しているため、水が十分に流れない。この計画では大変不安である。

事務局
計画では下流部より順次整理を行っており、下流部には水資源機構が管理している治水対策上30年確率をもった内水排除施設が整備されている。当施設の稼動運用により、上流への影響は回避できると確認しており、より安全な対策を講じるために、上流域の浸水状況を見ながら下流のポンプを稼動するという運用的な取り扱いを水資源機構に対し要望している。
また、技術基準では10年の河道断面があれば調整池の設置は不要としていることから、10年確率降雨において、承水溝が溢れることがないという確認を行っている。

委員
承水溝の現状を十分把握した上で計画を立てているのか。
当初の6,400平方メートルという面積は、合併前の旧町の時に米原や梅ケ原、磯を含めて検討されたもので全体を見ていこうというものだった。600平方メートルでは駅東部の一部の地域のための施設になるのではないか。

事務局
変更後の調整池は、琵琶湖の背水の影響を受ける低地部を守るための調整池であり、流域の治水対策は下水道事業による雨水幹線整備により進めるものである。

委員
承水溝の浚渫等の維持管理を早急にきっちりとやってもらえるならいいが、そうでなければこの計画に賛成することができない。

事務局
通常、河道の計画論の話では、草の繁茂の仕方までは加味せず、一律粗度を与えた検討を行っているため、その点をご理解願いたい。
ただし維持管理の問題については今後の課題であると認識しており、入江干拓等と協働しながら検討を進めていく。

協議案件内容

 協議案件として、事務局から米原市都市計画マスタープランおよび緑の基本計画策定状況について説明を行った。都市計画マスタープランについては総合計画で定められた都市構造図と対比しながら、将来都市構造(拠点、軸、空間)を中心に説明を行った。さらに緑の基本計画では、緑の将来像図や緑化重点地区設定を中心に説明を行った。
 主な意見等は、以下のとおり。なお、当協議案件は審議会の答申案件ではないが、今後パブリックコメント等の実施を行い、20年3月に開催予定の都市計画審議会にて策定にかかる諮問を行う予定をしている。

質問・意見および事務局回答(発言順)

委員
計画の目標年次は平成20年から10年間ということでいいか。旧4町でそれぞれのまちづくりの構想があったと思われるが、それらは今回の素案に反映されているのか。

事務局
構想としての目標年次は20年間としており、施策の展開については10年間を目途としている。さらに道路や公園等の具体的な整備計画として、3から5カ年の整備計画を設定していく。
旧町の都市計画マスタープランや総合計画、まちづくり構想などは、今回策定を進める上でベースになるものであるという認識をしているが、個別に素案に反映させた部分はない。
合併米原市として計画策定が必要であるため、基本的には新市まちづくり計画を含め、米原市総合計画の基本構想と都市計画区域マスタープランという2つの大きな流れをべースにしている。

委員
計画を立てる上で、各地域で格差が出ないようにしていただきたい。

事務局
ご発言のとおりで、米原市が一体となれるように計画策定を進める。

委員
都市軸というのは道路をイメージしていいのか。例えば北陸交流軸や京阪神交流軸は国道8号、中京交流軸は21号というイメージがある。その間にある中核ゾーンの都市軸は、新たな道路整備を考えているのか、既存の道路なのか。

事務局
構想では都市構造を点と線、ゾーンによって設定しており、道路計画の部分も軸線として位置付けを行っている。
国道8号や21号を始め、幹線道路など既存の道路も含めたうえで都市軸や中核ゾーンの形成を図っていくことが必要と考えており、それぞれの計画の中で位置付けを行っている。

委員
分庁方式であるため庁舎間を結ぶ幹線道路を重視するとのことだが、そのことも本計画の中に含まれていると考えてよいか。

事務局
庁舎間を結ぶ路線として、例えば大鹿寺倉線などは都市軸上、非常にウェイトの高い路線であり、道路整備計画においても具現化に向けて位置付けを行っている。

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