木彫の里「上丹生」
更新日:2017年11月30日
鈴鹿山脈の北のはずれ、霊仙山の秀峰を仰ぎみる上丹生では、木彫師、錺金具師、塗師、木地師などの職人が、仏壇づくりを中心とした伝統工芸を生業としています。
これだけの技術者が一つの集落に集まっているのは日本全国でも珍しいといいます。
上丹生で彫られているものは、仏壇物といわれる仏壇の狭間や内廻りの彫刻や「だんじり」とよばれる山車の彫刻などがあります。
また、工芸物とよばれる狸や蛙などの一連の焼形もの、郷土玩具や土産物的な小物、他に茶托や盆などの実用的なものもあります。
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