三島池
更新日:2023年11月01日
周囲約780メートル、面積3万9000平方メートルあります。今から700年ほど前に、農業用水池として造られた楕円形の池です。三島神社との関係が深く、昔から鳥獣や魚貝類が保護されてきました。
日常の水位50センチメートル前後で、水質は清冷。多くの生物が生息し、さまざまな水鳥や野鳥が飛来します。昭和32(1957)年マガモの自然繁殖を確認しています。近くの大東中学校の生徒による2年間の観察の結果、昭和34(1959)年に「マガモ自然繁殖の南限地」として、県の天然記念物に指定されました。
また、このあたりは昭和39(1964)年から鳥獣保護区(面積350ヘクタール、池の周辺60ヘクタールは特別保護地区)に指定され、開発が規制されています。
桜の名所でもあり、4月になれば、水面に影を落とす伊吹山と桜の美しい調和が見られます。


水鳥や鯉にエサをあげないでください。
水鳥は本来、自然の中で生活を営んでおり、自然界の食べ物が豊富な時期には個体数が増え、少ない時期には個体数が減ります。
人が水鳥に、自然の中で得られる食べ物の量を超える食べ物を与えると、個体数を過度に増やすことになります。
水鳥はエサをもらうと人に馴れてしまい、人に対する被害を与えてしまうことがあります。
また、水鳥が自力でエサをとって生きることが難しくなってしまうことや、一箇所に多くの水鳥が集まることが水鳥間で病気が蔓延する原因となるため、水鳥にとっても、良いことではありません。
規模
周囲
約780メートル
面積
3万9000平方メートル
水位
50センチメートル前後
観光資源
マガモ、オシドリ
備考
県の天然記念物(昭和34年指定)
所在地
滋賀県米原市池下
アクセス
公共交通機関
JR東海道本線「近江長岡駅」下車 バス10分 三島池
駐車場
普通車72台
大型車2台
その他
バス下車後、徒歩3分
- この記事に関するお問合せ先