伊吹南部地区の給水硬度の低減について
更新日:2021年12月28日
伊吹南部地区の給水硬度の低減について
市は、給水区域内の給水硬度を100mg/l以下とする目標を掲げており、給水硬度が硬水(120mg/l以上)に分類される伊吹南部地区(伊吹、上野、弥高、大清水、上平寺、寺林、藤川、春照、高番、杉澤、伊吹ヶ丘、南川、村木)の給水硬度を低減化するため、令和元年5月から伊吹南部水質硬度低減化工事に着手し、令和3年2月から、伊吹南部地区に硬度を低減した水道水を給水しています。
給水硬度の低減化方法としては、山東地区と同様の方法で行っています。伊吹南部地区と同じく水源の井戸水の水質硬度が高い山東地区では、本市場浄水場で水質硬度を取り除く処理を行い、水源の井戸水とブレンドし、硬度を低減した水道水を造って給水しています。伊吹南部水質硬度低減化工事では、この本市場浄水場を拡張し、水質硬度を取り除いた水を伊吹南部地区の水源である伊吹南部第一水源地へ送水し、水源の井戸水とブレンドすることで、給水硬度の低減化を行っています。
供用開始について
供用開始時期 令和3年2月2日(火曜日)以降
供用開始に伴う変更点
- 本市場浄水場で硬度を取り除いた水を伊吹南部第一水源地へ送水し、水源の井戸水とブレンドすることで水道水の水質硬度を低減しています。
- 給水硬度は130mg/lから100mg/l以下となっています。
その他
- 供用開始から硬度が安定するまで水質検査を行いました。
- 軟水器の設定変更等につきましては、設置事業者様へお問い合わせください。
供用開始後の硬度について
令和3年2月2日から伊吹南部地区へ水質硬度を低減化した水の送水を開始し、給水硬度の低減化および安定した水質、水量が確保できるよう浄水場にて送水流量の調整を行いました。硬度調整の結果については、次のとおりです。
水質検査日
令和3年2月8日(月曜日) 給水硬度 92.0mg/L
令和3年2月17日(水曜日) 給水硬度 87.0mg/L
今後の伊吹南部地区の給水硬度は、90mg/L前後で給水を行っていきます。
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