「まいばら協働事業提案制度」令和3年度募集(令和4年度実施)の採択事業
更新日:2022年04月15日
令和3年度提案事業募集概要
令和4年度に実施する協働事業について、エントリーシートの応募が4事業ありました。
また、団体と市がマッチングした2事業の最終提案がありました。
自由提案型とは
地域課題の解決に向け、自由なテーマで団体等から提案する市との協働事業
行政テーマ設置型とは
市が市民と協働で実施しようとする事業や、これまでが行ってきた実施方法などに課題があるとしている事業をあらかじめテーマ設定し、団体等から提案を求める協働事業
公開プレゼンテーション
提案のあった2事業について、提案団体と担当課が公開プレゼンテーションに向けた資料を完成させます。
今年度の公開プレゼンテーションは、令和3年12月5日(日曜日)にルッチプラザで開催しました。新規事業は事業説明10分、審査委員からの質疑応答15分、継続事業は事業説明10分、審査委員からの質疑応答10分であり、それぞれの持ち時間を使ってプレゼンテーションが行われました。
審査
公開プレゼンテーション終了後、審査委員会による厳正な審査協議が行われました。
役職等 |
氏名 |
所属等 |
---|---|---|
委員長 |
山田 裕子 |
大阪NPOセンター副代表理事 |
副委員長 |
瀧 健太郎 |
滋賀県立大学環境科学部 准教授 |
委員 |
鈴木 あき |
市民団体一員 |
委員 |
谷口 嘉之 |
協働事業経験者 |
採択事業
高齢者施設への読書支援(新規・自由提案型)
事業団体
まいばら 本と人をつなぎ隊
事業概要
「市立図書館」は団体貸出制度の周知に努め、「まいばら 本と人をつなぎ隊」は高齢者施設に出向き、本の運搬や読み聞かせ等のサービスを提供する。
その活動内容をモデルケースに、ボランティアグループが高齢者施設への読書支援を行う仕組みを検討する。
担当課
生涯学習課(図書館)
審査委員会講評
- さまざまなニーズ(高齢者施設以外の地域のサロンやDX対応など)の掘り起こしなど、図書館のあり方も含めて検討してください。
- 本の破損の課題がでてくると思います。施設側のスタッフの負担から事業が進まなくなることがないよう、施設側の視点にもたったルールづくりをお願いします。
- 地域の賑わいの場になることや子どもを巻き込んだ事業展開などさまざまに波及することを期待しています。
わたゆい(新規・自由提案型)
提案団体
株式会社SINCA
事業概要
地域住民の複合化・複雑化した支援ニーズに対応する重層的支援体制整備事業のうち、参加支援の部分を次の方法で担う。
近江手引き真綿を使った製品作り(近江手引き真綿布団、ひざかけ等)や関連商品作り(桑木栽培、桑木の葉・実の加工品作り)、商品のパッケージ作りの生産過程を通して、居場所作りや就労支援につなげる。
担当課
福祉政策課
審査委員会講評
- 協働の担当課が福祉の分野だけでは難しいと思います。商品開発や販売先について検討されているとおり、進捗状況に応じて商工関係の部局とも連携をしてください。各フェーズで担当課が変わるくらいの心づもりで実施してください。
- 参加支援の対象者の掘り起こしが難しいと思いますので、対象者が集まるように把握をしっかり行えるよう市も支援会議の場で働きかけをするなどしてください。
- クラウドファンディングやふるさと納税返礼品、ネット販売などさまざまな販売方法の検討、また、どういったニーズがあるか商品開発の検討を頑張ってください。
- 参加支援事業の具体の作業メニューや工程の工夫をしてください。
採択された事業の今後の予定
審査委員からの講評や意見を参考にし、提案団体と事業担当者が事業の実施に向けてさらに協議を行い、事業計画を完成させます。
令和4年4月から事業協定を締結し、団体と市が協力しながら事業を実施することになります。
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