米原市天野川ビワマス遡上プロジェクト基本計画

更新日:2017年11月30日

米原市ビワマスまちづくりプランが完成しました。
内容等については、次のリンクをご覧ください。

天野川ビワマス遡上プロジェクトの概要

 この計画は、平成24年3月に策定したもので、平成24年度から28年度までの5年間のプロジェクトの基本方針などを定めたものです。

1.発足背景

 琵琶湖固有種であるビワマスは、鮭などと同じように、生まれた河川に戻って産卵するという習性があります。

 かつては、市内を流れる河川でも産卵期にはビワマスが遡上していましたが、数十年前から堰堤が次々と整備されたことや、下流に簗が設置されたことなどによって、徐々にその姿を見ることができなくなっていました。

 そのような中、天野川下流の簗が撤去されたことにより、ビワマスが遡上できる可能性が浮上してきました。

 そこで、市では平成23年6月24日に「天野川 カムバック ビワサーモン」を合言葉に、「米原市天野川ビワマス遡上プロジェクト会議」を設置しました。

 このプロジェクトは、自然との共生や生物多様性の保全、回復を進めるためのモデル事業として、天野川にビワマスが遡上し、繁殖できる環境をつくり、未来の世代へ引き継ぐことを目的としています。

 今後このプロジェクトにより、河川状況に応じた魚道の設置や、ふ化実験などの実施による環境学習やビワマスの増殖を進めるとともに、市民みなさんと協働してビワマスを活かしたまちづくりを展開していきたいと考えています。

天野川を溯上するビワマスの写真

天野川岩脇地先で確認されたビワマスの遡上(平成23年10月撮影)

2.取組内容

ビワマスプロジェクトの目標フロー図

3.取組体制

ビワマスプロジェクト組織体制のフロー図

会議設置要領、天野川の河川構造物の現状等は下欄を御確認ください。

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