第8回米原市まちづくり基本条例をつくる会(その3)

更新日:2017年11月30日

意見交換(その2)

意見を述べるつくる会のメンバーの様子の写真

富野教授

 キーワードとしてはどういうことになりますか。

メンバー

 市民参画の基本的手続きみたいなことを入れていただきたいと思う。

富野教授

 これは市民の皆さん全部が読んで自分のものにしていくということですから、分かりやすいとか、納得していることが必要ですから、そういうことも含めてご提言いただきたい。

ワーキンググループ職員

 これまで項目として残したいと言われてきた、史跡や文化、暮らしなどは入っているが、それを我々だけでなく、いかに次の世代また50年、100年後にどういうふうに残すか、次代へのつなぎという部分も前文で明確にすべきことだと考えている。

富野教授

 前文にどこまで入れるかということについては、あまり具体的に出さなくてよい。

 実際、基本理念をうって、各分野についての個別のものを出すが、その中に前文としてのやりとりがある。

 今、前文から入ったので、そういう意味では必要だと思うことは後で整理するので遠慮せずに出してもらっていいと思う。

メンバー

 10月1日に4町が一緒になって米原市になりますが、自治条例をつくるにあたって、実際に自治条例が制定された後に含めて4つのまちが一緒になった市ということを踏まえた市民一人ひとりの気持ちというか、必要性認識をお互いに持つかということを前文には入れるべきではないかと考えている。

富野教授

 要するに新しい市になって新しい取り組みだけでなくて、新しい意識が大事だということですね。

 意識と取り組みと両方必要。項目の中身については、何が必要なのか少しやっておかないといけない。基本理念だけでは片付けられない。どうでしょうか。

メンバー

 自然環境のことになると思うが、私達は近畿の水がめと言われる琵琶湖の上流に住んでいる。

 そこでやはり水というのは大きなキーワードだと思う。自然環境を守るという一つの世帯で水環境を守る。私案の中にも出ていますけれども、伊吹山を源流とする天野川は、人々の心を楽しませる、源氏ホタルの生殖地ですということですが、水環境の中に源氏ボタルの発生ということを、米原市をアピールしていくうえでも前文に入れたい。

 水がきれいであること、米原市は水の郷という形のリーフレットもつくられている。伊吹は水の湖、山東は水清く光まうまちということである。近江町ははっきり分からなかった。特に米原市は水環境、それとホタルというような形のことが、この中に、国の特別天然記念物の発生地として源氏ボタルがいる区域があるということも具体的なところで入れていただきたいと思う。

富野教授

 それでは一応、項目は後の結果でやるかも知れないので、今出していただいたご意見は、このあたりがキーポイントになるということをまとめておきたいと思う。

 事務局は、今日出た意見は大事なことなので、全部記録をとってほしい。どういう方向で、どこらへんにしぼってやるとかをまとめたいので、よろしくお願いする。

 それで、前文に書くときには、そんなにたくさん書けない。

 環境という一言で言ってしまうのか、環境として挙がったものをいくつか取り上げて、そこで環境の特徴を言い表すのか、こういうやり方がある。そういう意味でいくつか絞ってみることが大切である。他にどうでしょうか。

メンバー

 水というものの提案で、水を特徴としたまちであるのはどこもそうだと思う。歴史・文化、交通の要衝であっても米原市だけが豊かではない。

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