第8回米原市まちづくり基本条例をつくる会(その4)
更新日:2017年11月30日
意見交換(その3)
富野教授
そうすると、前文で重点的に書き込まないといけないところはどこなんでしょうか。
市民
自然環境を守ることである。
富野教授
それでは順番に整理する。自然環境については特に他にはありませんか。
市民
今、水はどこにでもあるという話だったが、醒井水の宿駅で環境問題の講座があり、受講した。
そのときにこの地域の天野川などの水を調べておられる先生が地域の水のすばらしさを言っておられた。醒井の居醒の清水は恐らく日本でも一番。
そして梅花藻もたくさんの観光客が見に来ておられる。湧水はすばらしい、日本一だと研究者は言っておられた。
その他にも旧4町では伊吹の方にもたくさん湧水がたくさんある。そういう意味で、先ほど、水はどのようなまちでもとありましたが、水はキーワードとして欠かせない思いを持っている。
富野教授
そういう皆さんのやりとりはすごく大事だと思う。例えば、自然環境について私はこういう意見なんだと、本当に大事なんだということをしっかり議論して、そういう組み合わせによってそのまちの特徴が出てくる。
一つひとつは他のまちにあっても構わないし、全部一番でなくても構わない。それぞれの考えですから、このまちはこうだという考えもあるし、それぞれの組み合わせの中でそのまちの特徴が出れば、みんなが納得できる方向になると思う
そういう意味でどういうものを選ぶか、どういうものを抜きだしていくかを、これから皆さんで自然環境を含めながら意見をいただけたらと思う。
自然環境では水がキーワードになるということで他にはいいですか。
市民
豊かな水とかきれいな水の元は、1,377メートルの伊吹山があって、そこに今まで一番雪が降った11メートル何がしの、そのことが水を蓄えた。
一方、醒井は、鈴鹿山系の霊仙山が水を蓄え、そして豊かな水としてある。
特に伊吹山の場合は、日本でも特異な気候風土を持った山でもある。
だから、水というけれども周りに囲まれている山だけでなくそこで蓄えられているというのが大きな財産である。
水だけでは何となく単純過ぎるので、少し立派な伊吹山の風格のある山を自然として捉えることはいかがでしょうか。
富野教授
外から見ると、伊吹山はすごく風格のある山である。
そういう意味では全国の人からも非常に雄大であると思われている。
後、意見がなければ次に入っていく。
私が選び出したのは、自分を守っている人達の営みが非常にこの地域は強い。
自分を守っているという意識が強い。各地それぞれでやっているわけでたいしたものである。自然環境と人の営みがつながっている。
市民
今の自然環境の中で水が一番中心にきているが、もう一つ緑がある。山があって森があってというそういう前提条件があるわけだが、伊吹山の薬草採択によって構造の森林、それから霊仙山系も山の緑、新緑がある。
非常に旧4町は森が豊かだと思っている。
そういう意味で水と緑と森が重要だと思う。
富野教授
まとめる方はなかなか大変である。
山があって森があって、水とホタル、こういう形ですね。
それでは自然環境はここらへんにして、次に社会的環境で歴史とか文化とか、交通の問題も含めていろいろ皆さんが知っておきたいことについてはどうでしょうか。
ポイントは?
市民
文化、歴史、環境はそれぞれ交通の要衝だったから生まれてきたものだから、そういうところを入れてほしい。
富野教授
交通の要衝であるっていうことがベースになっているという考えですか。
市民
交通の要衝がベースになって文化とか産業とかが発展していく考えである。
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