第7回米原市まちづくり基本条例をつくる会
更新日:2017年11月30日
開催日時
2005年8月22日
概要
“第7回新米原市のまちづくり基本条例をつくる会”を、米原市役所伊吹庁舎別館2階会議室で開催しました。
今回は、龍谷大学法学部の富野暉一郎教授のコーディネイトにより、前回出された宿題をグループのメンバーで出し合いながら必要項目の検討整理が行われました。
項目の整理の検討前には、これまでのまちを知るグループを解散して、条例をつくる議論をするための新たなグループに分かれ、テーマと項目を付箋紙に書いて、大くくりにした内容を各グループごとに発表しました。
つくる会のメンバーは、それぞれのグループの発表を熱心に聞き、出された意見を共有していました。
次回は、前文・基本理念の検討、テーマの設定までが進められる予定です。
会議日程
- 開会
- 会長挨拶
- 協議事項
講師:龍谷大学法学部教授 富野暉一郎氏
(1)項目の整理
(2)項目全体の組み立て1
(3)質疑応答 - 閉会
会長あいさつ
第7回目のまちづくり基本条例をつくる会にご参集いただき、ありがとうございます。
前2回のフィールドワークで、米原市は交通の要衝としていろんな幹線道路、あるいは新幹線・鉄道が通っている地理的に非常に恵まれたところであり、昔から史跡・文化がいきいきした、豊かなところである。そういうことも実感されたのではないかと思う。
しかし、豊かな自然に恵まれているとはいいながら、環境保全の問題や後継者の問題もいろいろあるということを感じ取っていただいたのではないか。そのほかにはまちづくりに直接関わって一生懸命、地域の素材を活かしながらまちづくりに取り組んでおられる方々の実際も見聞きすることができた。
そういうようなことで非常に恵まれた素材豊かなところ、しかしいろんな課題もあることを感じ取っていただいた。
きれいな故にこれからネットワークをどうしていくのか、あるいは豊かな自然環境をどう保全していくのか、そういう問題もある。
またまちづくりの後継者育成、若い方々がこの地域に定着して、そして地域のまちづくりに関わっていただく、そういうような問題も多々あるわけである。
そういう意味では、若い人がこの地域に定住していくためには、働く場の設定の問題もある。このような新市の特色や課題を活かしたまちづくりを進めるためには、市民が主役の参画協働型のまちづくりの基本ルール、基本設計図が必要になってくる。そのことも強く感じていただいたのではないかと思う。
また、住民のまちづくりの参画協働を進めるためには、行政の意思決定と執行を住民の身近に置くことが必要である。そのためには、情報の公開・共有をいかに進めていくかが大切なことだと実感した。
今晩は7回目の会合になる。いよいよまちづくり基本条例の必要項目をいろいろ設定していくことになる。みんなで熱い思いをぶつけながら、効率的に検討していきたいと思う。
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