第7回米原市まちづくり基本条例をつくる会(その7)

更新日:2017年11月30日

グループ発表(その4)

第4グループ

第4グループの発表の様子の写真

 班の中で細かなところの定義をどうするとか、細かなところの論議が入ってしまって全体のくくりの総括ができていないのですけれども、前文としては、やはり米原市はフィールドワーク等でも皆さん共通の思いはあったと思うが、山、川、水、空気また湖までと広いエリアになるし、歴史的にも遺跡があって綿々と続いていっているという地域であるということを前文できちっと押さえて、それをその先、30年、50年米原市が米原市たり得るものというところで押さえる必要がある。

 基本理念としましてまず自立、自分で立つ、自ら律するという自治の運営という部分をキーワードとしまして、環境の問題でありますとか、若者の定住問題、夢のあるまちというところ、また、歴史や自然というものを理念としてまとめていく必要があるのではないかと思う。

 また、今後のまちづくりということでそれぞれの班で出されている部分ですけれども、市民・住民だけでなくて広い意味で米原市に関わりを持たれる方がどういう形でまちづくり、まちの今後に対してお立ち会いいただき、また一緒に入っていただきながら役割を分担していく。また、役割を分担するのみならず、きちっとした責務あるいは責任というものも入れていく必要があるのではないかなと思う。

 これも他のグループでも出ていますけれども、情報公開。これも公開するだけでなく、それぞれの立場、それぞれの市民の中で協議をして同じ志すということを共通認識するというふうなことが今後のまちづくりには必要じゃないか。

 こういった役割、責務、情報公開・共有等を受けて参画協働型のまちづくりにつなげていくための骨格の条例になくてはならない。その中で地域だけじゃなく、国・県あるいは外国まで含めて連携というところも押さえる必要があるのかな、あと、住民投票でも手続き的な部分もありますし、前回多摩市の実例でもありましたので、これをどう取り扱うか。

 最後に最高法規制、最高規範性をどう担保していくかというところで、やはりこの基本条例の位置付けというものを条例の中でしっかりと自ら押さえておく。

 また、今後の固まった条例の中でその時代時代に応じてやはり古くなったような条文が残っているとか、現実にとらないような条文がいつまでもあるというものでは憲法たり得ませんので、どのような手続きをとってどう解決していくかというところまで踏まえて条例の中で読んでおかないと、最高法規は保てないということになるのではないかと考えている。

 先ほど言ったが、条例ですとか規則は堅苦しかったり、判りにくい、親しみにくいというふうなところがあるので、ことばを選びながら、どういうキーワードで米原市というものを将来像をつくるのか、どういう形のまちづくりを進めるのか、キーワード探しが必要ではないかとの声も出ている。

富野教授から

 今のを聞いてなかなか、いい指摘があった。

 ただ、基本条例を私たちがつくっていこうとしている。だけど、市民の皆さんがどう考えていくかで、どっちかというとこういう作業をしていないので受け止める側になってしまっている。

 そうすると、親しみやすいとか自分たちのことで関係あるとか、すごく楽しそうだとか、そういうものがみんなが共有できるようなつくり方であるとか、中身であるとか、そういうものは多分協議が必要だろうと思う。

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