第6回米原市まちづくり基本条例をつくる会
更新日:2017年11月30日
開催日時
2005年8月7日 午後2時0分から
概要
“第6回新米原市のまちづくり基本条例をつくる会”を、米原市米原公民館で開催しました。
今回は、「自治基本条例策定の実際」と題して、多摩市市民自治基本条例をつくる会の代表の大津山壽久氏にお越しいただき、講演を行っていただきました。
講演後は、つくる会のメンバーから多数の質問が寄せられ、基本条例策定づくりに向けての意欲が感じられました。その後、米原駅周辺整備事業とSILC(滋賀統合物流センター)構想について市の担当者が説明を行った後、龍谷大学法学部の富野暉一郎教授のコーディネイトにより、項目整理の方針の進め方がつくる会のメンバーに提案されました。
次回は、メンバーがそれぞれの宿題の回答を持ち寄り、項目整理の方針の検討が進められる予定です。
会議日程
- 開会
- 会長挨拶
- 講演と質疑応答(自治基本条例策定の実際)
講師:多摩市市民自治基本条例をつくる会 代表 大津山壽久氏 - 米原駅周辺整備事業とSILC(滋賀統合物流センター)構想について
- 協議事項
(1)項目整理の方針検討
講師:龍谷大学法学部教授 富野暉一郎氏
(2)意見交換
(3)その他 - 閉会
会長あいさつ
先週と先々週には米原市と近江町を含めて2回フィールドワークをしていただいた。
今まで自分も住んでいるまちがあるわけだが、そのまちのイメージは、それぞれ皆さんお持ちですし、私自身も持っている。
そういう自分のイメージを活かしながら、米原市と近江町を回っていただいたと思う。その中で実際、回ってみて、まとめのシートを見てみると、実際、新市は広いといったことを感じていただいた方が多いように思う。
それと山があり、湖があり、川があり、田んぼがあり、大変自然が豊かである。そしてまた交通の要衝である。史跡などの文化財も至るところにある。そしていろいろな施設で、いろいろな方が一生懸命施設を活用して取り組んでいる。そういうことを実際に知っていただいた。
課題として皆さんに思っていただいたのは、交通手段も含めて広い市をどのようにネットワークすればいいのか、それから豊かな自然や多い史跡をどのように活かしたらいいのだろう、またまちづくりのリーダーの発掘や育成などの問題もある。
工業団地もあるわけだが、これからも交通の要衝を活かして地域の多くの皆さんが働くことができる工場をもっと誘致する必要があるのではないか。
それから、ずっと回ってみると過疎化の問題もある。少子・高齢化の問題もある。そういう課題が山積していることも感じていただいたのではないかと思う。
限りなく田舎のまちでいいのではないかと思う。限りなく田舎のまちに住みたい、住み続けたい、そういう市にしていくのが課題ではないかとも思う。
そういうことも踏まえてまちづくり基本条例を我々でつくっていくべきではないかという思いに駆られた。
今日は、この後、多摩市の市民自治基本条例をつくる会から大津山さんにおいでいただいて、多摩市の実例の取り組みをお話いただけると思っている。
よろしくお願いしたい。
それから後、先週出ていたSILCの問題、広報にも出ていましたが行政の方からご説明いただき、その後、2回に渡ってフィールドワークしてきたことを踏まえて、富野先生からご指導いただきながら、ワークショップを進めていきたいと思っている。
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