第5回米原市まちづくり基本条例をつくる会(その8)

更新日:2017年11月30日

課題・意見を話し合うメンバー

意見交換(その6)

富野教授

 一応、次回は、講演の後に市の方から説明をお願いする、ただ直近でもあるので、どうしても難しければ次々回にお願いする。

市民

 聞きたいのは、今度のSILC構想の詳しいことを教えてもらっても分からない。むしろ、それを住民にはどういうふうに知らしていくか、先ほどおっしゃったように地権者対策をどうするのか、そういうことも含めて今後どういうスケジュールでやろうとするのかを教えてもらうと、このやり方おかしいのではないか、いやこれでいいなということを我々が気づかさせてもらう、そのことが条例に生きていくことだと思う。

 だから、説明する担当はそのことを踏まえてやってもらわないとだめで、説明するだけではないと思う。

 その辺をきちっとしてほしい。

富野教授

 プロジェクトの良し悪しを議論するわけでなく、むしろプロジェクトをどういうふうに進めるかの中に、基本条例の議論するべきところがあるという理解である。

市民

 2月14日に米原市ができて、合併して5か月である。

 SILC構想なんかでも、地域の人にはそれぞれ知らせることも大事だけど、私は山東町でたまたま知る機会があったけれど、伊吹町の人はほとんど関係ない。

 今、行政に対して説明するようにと行政が悪者みたいになっているけど、まだ生まれ育って5か月の赤ん坊と変わらない。

 これからそのことを新市に対してどういうプロセスで説明していくのかという方を、たまたま今回は行政の人に一回やってもらって、それがいいかどうかの評価は我々がしたらいいし、これから自治基本条例の中に盛り込んでいったらいいと思う。

 そうでないと今までの中で自主自立で住民自立的になりなさいとかパートナーシップといわれているけれど、行政を決して悪者にしてはいけないし、行政が我々住民をいかにうまく上手に使うか、我々がどれだけ活動するかがこれからの最大テーマだと思う。

 確かにSILC構想は大きなことだと思いますし、ただそれを知らない人もたくさんいるし、伝えるのも今までだったら、広報に載せたらこれで周知しましたで終わっているけれども、これからはそうじゃないということが、一番大きなポイントだと思う。

 きっと、行政の人も初めてのことで悩むと思うが、それはそれでお互いが相談しながらステップアップしていったらいいだけの話で、それこそパートナーシップのまちづくりになるのだと思う。

富野教授

 これからのまちづくりをどのように進めていくかの話ですから。

市民

 ただ、間違ってはだめなのは、今何も言ってない、知らないではなしに、やはり、聞きにいこうとしなかったら、住民も悪いですし、そういうことを発信していかないということが根底の中で行政にあるが、これからはなくそうという世代じゃないかと思う。

富野教授

 現状を把握しただけで、この次どうするかということが大事であり、そのつもりで皆さんも聞いていただけると思う。

 そういうことでお願いする。今日は時間が大分過ぎていますし、この辺りで終わらさせていただく。

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