第5回米原市まちづくり基本条例をつくる会(その5)

更新日:2017年11月30日

まちの探検隊の様子(近江町やまんばの森)の写真

講師の話を熱心に聞くメンバー(近江町やまんばの森)

意見交換(その3)

市民
 例えば、米原市の将来に私たちは自給自足のまちをつくっていこうと、基本的にそういうまちをつくろうとしている場合に、今言っている例えば物流センターで農地がつぶれますよね。
 じゃあ、新しい農地をどういうふうに自給自足するためにどういう農地を確保していかなければならないかと、例えばそういう話が出てくる。
これから私たちが住んでいく中で、ほかに建物を建てるのではなくて、人間食べることが大事ですから、やっぱり自給自足というものをテーマにした場合に、すべてのものがそこに集中してくるわけであり、そういうことも考えていってはどうかと思う。

富野教授
 そういうくくり方もあるし、自立型のまちづくりとかいくつかの表現の仕方がある。そういうチームを一つつくるのもよい。
 それは流通センターとかを頭におきながら考えていく方法もある。
結局、テーマの設定の仕方は、いくつか議論しなければならないところがあって、まとめ方もいろいろある。
 そういう意味では皆さん、関心のありようによって気持ちをちょっとずらして人数調整することもありうる。ですから、一回やってみないと分からない。

市民
 テーマそのものは、次回のときにそれぞれがやりたいことを出すわけですね。

富野教授
 そうである。それじゃないと意味がありませんから。
 やはり、皆さんの問題意識、基本的な考え方にある。

市民
 物流構想や米原駅周辺の構想を現地へ行かなくてよいので、今度の多摩市の話の終わった後に、市の担当から出向いていただいて、我々に説明してほしい。
 そして、その後に分散してテーマを決めたらどうか。

富野教授

 実は、二つやり方がある。
 一つはみんなの課題だろうということで一度機会をつくってみんなで話を聞いて現場を見る、もう一つはそれぞれが自立型のまちづくり、情報が共有するまちづくりが出てくるが、そうしたらグループでより深く議論するということで問題点を深めるやり方がある。
 今回の場合は、かなりいろいろなまちづくりの問題があるので、一つひとつ、みんなで共有していると、なかなか大変そうだと思う。
 できたら部会を設定された段階で、部会の関係したところあるいは二つ共通の部会でテーマを議論したいということであれば別にやるとか、柔軟に対応してもよいかと思う。

市民
 今回のフィールドで、抜けていた部分を指摘した。将来に影響する問題でありますから。
 もう一つ伊吹セメントの跡地の問題も非常に関心がありますし、そういうことも将来に見越してたてるべきだと思う。
 行政の考え方というのは知っておく必要があると思う。

市民
 これからの新しい米原市の中で物流センターとか、米原駅周辺整備は大きなことだと思う。
 しかし、全体を見てきた中で新市は大変広い、広い中に自然が豊かで、史跡も豊かで、そしてその間でそういうものを一生懸命生かそうと取り組んでいる人がいることに改めて感動した。
 そういう面も、これからの新しい基本条例の中にそれをいかすように盛り込んでいかなきゃならないと思っているので、物流センターだけではないと思う。
 今、物流センターばかりに傾いているようですが、豊かな自然とか史跡とか、そういうものを生かしていくのも大事なことではないかと思った。

会員
 たぶん、先ほどの提案は、そういうことを含めて全体像を見ておきたいということだと思う。今回の2回の設定ではそういうことが入っていなかったから、やりたいことがあるから、やはり見といていいのではないかという提案だと思う。
 実は最初の会で確認させてもらったのは、どうしても今年中につくらないといけないのですかと確認しましたよね。それは要するに市の方針としては新しい市が早く動けるようにしたいんだということで、早く提案できるようにしたいと、だからそれなりのスケジュールを組んでいる。
 どうしても必要ならば一回それを入れて時間を延ばすことはかまわないと思う。この会にとってすごく大事なことですから。その判断を皆さんにしていただければならないと思う。

会員
 次の会に1時間でも話を聞いて2回の補完をしたほうがいいとい思う。

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