第5回米原市まちづくり基本条例をつくる会(その3)

更新日:2017年11月30日

まちの探検隊の様子(米原市醒井公民館)の写真

課題・感想を付箋に書き込むメンバー(米原市醒井公民館)

意見交換(その1)

富野教授

 今日の作業はメンバーの感想・意見をとにかくばらばらでもいいので書いていただいたということでそれを集めさせていただいて、事務局の方で次回までに集約して一覧表にさせていただく。

 感想などを付箋に書き出していただいたものは、直接的には使わない。皆さんに全体のまちづくりのイメージをまずもっていただくということですから、次回は先ほど申し上げたように多摩市の話を聞いて、その後、できたら前2回分を集約して今度は自治基本条例の課題の方に入っていきたいと思う。

 今度はできましたら、5時くらいまでやらしていただけると大変ありがたい。

 1時間半でまちづくりの課題の中で浮かび上がった自治基本条例の課題はこういう課題があるのではないか、行政と住民の関係とか、情報をやらないといけないのではないかとか、あるいは市民が先に知らなきゃいけないとか、いろいろなテーマが出ているが、その間は、今皆さんが出していただいた具体的な話を踏まえておきながら、じゃあこういう問題がある、これはやっぱり押さえておきたいねっていう、そういう形があると思う。

 それをやらしていただいて、その中からテーマをおおむね5つか6つくらいに絞り込みたいと思う。

 そこで反映してやらしていただく。できたら、中間的にいろいろ難しいかもしれないが、そのステップに入っていくということでやっていきたいと思う。

 それから今までの進め方とか今後の進め方について特に何かご意見があったらお願いしたい。ちょっとやり方も変わってきますから、具体的にもう自治基本条例のことに入っていきますので、今までと違いますので、ここで区切りですから、ご意見いただいた方がいいかと思う。

 急いで進めてもいいのですかという意見も含めてご意見があればどうぞ。

会員

 次回は、グループにいくつかのテーマを決めて、そのテーマに関心のある人がひとかたまりになって進めていくわけですね。それは次の次の回になるわけですね。次回にテーマを決めることになるのですね。

富野教授

 できたら、大まかにまとめられたらいいと思う。少し作業を早めていくとかなり深い議論ができますから。

 もしできればで、そこまでこだわらない。出てきた意見の集約も難しいでしょう。

市民

 2回のフィールドワークで交通の要衝であるところの見学ができていないのが一つ大きな欠点だと思う。

 特に今度統合物流センターの構想があるのだが、そこもやはり新市として将来をみかかった関係で考えておく必要がある。やはり入れないといけないと思う。

 それに名神のインターチェンジの関係もはずしている。

富野教授

 物流関係の拠点整備というのはこのまちでは重要なことである。どうしましょうかね。

市民

 物流関係は地域への説明が全然されてない。最近になって、間もなく説明に来るというのですけど。

市民

 いや、広報に載りましたよ。

市民

 載っても地域住民として、全然そういう説明がない。

 今日、ここでもってかえって地域でたたかれるとおかしくなるのでね。早く地域の説明を。

市民

 でも、予備知識としてSILC構想というのはあれだけ前に出ているのだから、逆にそういう話は地域と一緒で住民に説明をする方が。

市民

 それはいいのだが、どの辺までどういう形でもってかえれるかですよ。地域も知らずに、いきなり出てきたような感じがある。

市民

 逆にいうと、地元へそういうことを知らさないということが問題であり、課題であり、やり方がおかしいところである。

 今度のまちづくり条例の中でその辺のことをあげないといけないと思う。

富野教授

 私もそうすべきだと思っていたが、実はものを見ることもすごく大事だが、見るにあたって情報がどのようにいっているのかが問題である。

今回のことは、皆さんの方からいうと、まちの方がいろいろなことを考えているみたいだけど、どうも情報が地域の人に伝わってない、あるいは我々もよく分かってないことがある。

 それは自治基本条例に入れるには、流通基地にするかどうかっていうことはまちづくり基本条例の問題ではなくて、どちらかというとそのプロセスの中で情報がきちっと住民と行政が共有できるようなプロセスをどうやってつくっていくかが問題となってくる。

 だから、流通基地を見に行くことなのか、それともそういう問題として捉えて情報のあり方の中で一つの課題としてとりあげて、こういうことがあるから情報のつながり方とか、住民と行政が共有しなければいけないと議論を持っていくことかである。

会員

 できるということはたぶん住民の皆さんがそれなりに知っていると思う、そこまでいったプロセスはどういうプロセスでされたのかを聞けば参考になるのではないかと思う。それで問題点があれば、これからのまちづくりをどういうふうにするのかということにつなげていく。

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