第3回米原市まちづくり基本条例をつくる会(その5)

更新日:2017年11月30日

グループ別発表(その2)

第2班

第2班発表の様子の写真

 まず、基本原則という方面から合併した市としての理念と目的を明確にして、旧町の枠にとらわれない新しい発想のもとで、新米原市としての市民の意識付けをどうするのかということを盛り込んだらという議論であった。

 その中では、パートナーシップとしてのまちづくりの役割をどうするのかということを含めて、市民の義務と権利を明確にしていく。情報の面で、情報の共有・公開・個人情報の保護について、今後の情報社会に対応した条例になるようにしたい。

 続いて、広く市民参加ということで、男女の協働参画という点に重きを置いたものにしてはどうか、また参加の強要・差別などをしないという保障もしていくことも必要である。

 別枠であるが、同じ市民ということで子どもの参加ということを強調したい。未成年者である子どもであっても、具体的な制度をもってまちづくりに参加ができる条例にしたい。

 外部とのかかわりという面で、他の市町村から勤務している方、市民以外の方の意見をどういう風にとり入れていくか、交流していくか、国や県・他市町村との交流・連携をどうするかも大事である。コミュニティやボランティア・各種団体との役割分担・つながり・活動の促進ともリンクしてはどうかという意見もあった。

 枠外ではあるが、こどもの虐待があるが、そういうものにどこまで関われるかわからないが、子どもの参加をうながし、子どもの権利を守ることについてアクションを起こせないか。あとは、行政の責務の明確化、環境資源・文化資源を活用・保存についても条例に盛り込みたいとの意見があった。

富野教授の講評

 憲法でも24条で健康で文化的な生活を保障するという漠然とした規定があるが、あれによって介護保険とかが出てきている。

 そういう意味で、自治基本条例では大きな枠組みで押さえて、具体的に罪刑法定主義というように大事なところはきちっと具体的に条例に書く。大きく押さえなければならないところは少し緩く、将来のことも含めて変化を受け止められるように書くことも含めて考える必要がある。

第3班

第3班発表の様子の写真

 意見というより各自が書いたものをジャンル分けを行った。

 まちづくりの基本があって、市民とはどういうものか定義を書いて、前文ということで自然生活環境の保全の責務、文化交流の創造、文化振興の基本等を前文に盛り込みたい。

 計画ということで、農業の基本計画、福祉基本計画、防災基本計画という意見があった。

 参画では、子どもの参画、女性の参画を盛り込みたい。協働連携で、協働によるまちづくり、広域連携によるまちづくり、合併関係で従来の枠組みでの参画で協働して連携していく必要がある。

 情報の共有では、まず住民が情報を共有することが必要である。行政・議会の責務では、議会の責務や行政の責務も盛り込むべき。住民投票では、これも盛り込むべきとの意見である。

富野教授の講評

 中身を良く読むとそれぞれ違うと思うので、詰めた議論をすることが大変である。

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