第2回米原市まちづくり基本条例をつくる会(その5)

更新日:2017年11月30日

グループ別発表(その3)

グループ発表の様子の写真

第1班

 自分たちも、1と2については、あまり意見がなかった。自然が豊富であるとか、交通の要衝であるとかがまちのイメージという意見であった。困ったところ・解決したいことが多かった。グループ分けすると、多かったのはゴミの問題で、ゴミの減量とペットの問題であった。

 次に、地域の問題で、若者が離れてしまうと言うこと、自治会で若い者や中間層の意見が採り上げられないことや参加が少ないという課題である。一番多かったのは、少子高齢化の問題で、子育てが充実したまちづくりで、少し子どもを預けるところがないとか、子どもが遊ぶところがないとか、完全に自治会の中に子どもの数が極端に少なくなってきている。

 観光の面で、新聞にも載っていたが、伊吹山のスキー場の問題がどうなっていくのか。車のない人の、交通手段がないと言うことで、病院行くにも交通手段がないという意見があった。

 防災安全の面では、道路の歩道が確保できていない。除雪時の車通行の問題とか、阪神大震災を経験しているが、あれほどの規模のものが来たときにどうなるか心配である。

 どういう姿を求めるかというと、ゴミのないまち、安全なまちが必要であるが、女性の声を取り上げなくてはいけない。

 高齢者と障害者に優しいまちづくりで、他の市から来た人にも入りやすい地域づくりも必要。情報公開を進めて市民と行政との交流を図る。

 地域における組織化の必要性が大事になり、最終的には、米原市に一生住み続けたいというまちを作りたいと言うことがこのグループの結論である。

第6班

 意見を体系的にまとめただけである。市のイメージやよいところ資源では出尽くしたように思う。

 抱えている課題や実現したいこと、市でできることや自分たちでできることにまとめたい。

 課題では、新幹線が通っているが、満足行く利便性がなく、交通弱者にとって交通環境はいい状態ではない。滋賀県に限らず少子高齢化が進んでいて、過疎化という問題がさけられないということが言える。

 3点目には、産業が充実していない、雇用環境が少ない。このことは、過疎化とか少子高齢化とリンクして大きな問題である。このことを、どうするかということであるが、道路を整備することなどハードを整備することも必要であるが、利便性を向上していく、アクセスを向上していき、交通弱者への対応ができないかという意見があった。

 米原市で協議会が開かれているようであるが、自治体の財源も限りがあるので、その辺の財政のかみ合いをみながら対応することも必要で、「まいちゃん号」のようなシステムも施策であるという意見であった。

 近江町も新たな住宅団地ができているが、20年もすると、高齢者ばかりになり、必ずしも団地を作るだけでは、少子化対策にはならず、世代の循環がないと問題解決にならない。そういうことから、官民共同で子どもを保育できる環境づくりが進む必要がある。

 産業雇用環境では、自然環境を壊すような企業誘致であってはならないので、都市計画においてゾーン分けを行い、自然環境とのすみ分けをした工場誘致が必要である。

 最後に、役割では、自然環境を保全しながら、次代の子どもたちに引き継いでいく必要がある。米原市が全国の人に米原市とはなんぞやというイメージをつくる必要がある。市民活動、住民活動が活発になればいいという意見があった。

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