「まいばら協働事業提案制度」平成26年度募集(平成27年度実施)の採択事業

更新日:2017年11月30日

平成26年度提案事業募集概要

平成27年度に実施する協働事業を募集したところ、(募集期間:平成26年6月2日から平成26年7月22日)6事業の提案がありました。

  • 自由提案型:4事業(内、継続事業が3事業)
  • 行政テーマ設定型:2事業(内、継続事業が1事業)

自由提案型とは

地域課題等の解決に向け、自由なテーマで団体等から提案する市との協働事業

行政テーマ設定型とは

市が市民と協働で実施しようとする事業や、これまで市が行ってきた実施方法などに課題があるとしている事業をあらかじめテーマ設定し、団体等から提案を求める協働事業

募集した行政テーマ
番号 テーマ 内容 担当課
1 スポーツを通じたまちづくり 地域資源を活用したスポーツツーリズムの展開など、スポーツによる交流人口の拡大を図るための情報発信、交流の場、仕組みづくり 生涯学習課
2 市民活動ネットワーク事業 市内で活動する団体やこれから活動したいと考える個人に対する、情報ネットワークづくりと交流の場の提案をおこなう、中間支援組織の整備に向けた事業 政策推進課
3 米原市シンボルキャラクター活用事業 米原市のPRや活性化を目的とし、米原市のシンボルキャラクター「源氏パパル」「姫ママル」「ホタルン」の認知度や愛着度をアップするためのマネジメント策 政策推進課

公開プレゼンテーション

提案のあった6事業については、それぞれ担当課を決定し、提案団体と担当課がさらに事業内容を検討し、公開プレゼンテーションに向けた計画書や資料を完成します。

今年度の公開プレゼンテーションは、平成26年9月28日(日曜日)にかもんホール(山東幼稚園内)で開催しました。新規事業は事業説明10分、審査委員からの質疑応答15分、継続事業は事業説明10分、審査委員からの質疑応答10分がそれぞれの持ち時間でプレゼンテーションが行われました。

応募のあった提案事業一覧(発表順)
提案事業 提案団体 区分 担当課
柏原地区古民家活用サポート事業 未来へつなぐ古民家活用サポーターズ 自由提案
【継続】
山東自治振興課
東西東西プロジェクト はびろネット 自由提案
【継続】
山東自治振興課
地域で子どもを育てる“冒険遊び場” 上丹生プロジェクトK 自由提案
【継続】
子育て支援課
米原まちづくりネットワークの構築 ルッチまちづくりネット 行政テーマ
【継続】
政策推進課
米原ファミリーアートフェスタ アートランドミネシマ
(米原ファミリーアートフェスタプロジェクト)
自由提案
【新規】
政策推進課
マイクリングマップの作成 マイクリングプロジェクトチーム 行政テーマ
【新規】
生涯学習課
公開プレゼンテーションの写真

提案団体によるプレゼンテーションの様子

審査

公開プレゼンテーション終了後、審査委員会による審査要領にそった厳正な審査協議が行われました。

まいばら協働事業提案制度審査委員会委員
役職等 氏名 所属
委員長 今川 晃(いまがわ あきら) 同志社大学政策学部教授
副委員長 山田 裕子(やまだ ゆうこ) 大阪NPOセンター副代表理事
委員 角川 和也(すみかわ かずや) 伊吹地域創造会議市民委員
委員 冨田 正子(とみた まさこ) 山東地域創造会議市民委員
委員 吉原 裕樹(よしかわ ゆうき) 米原地域創造会議市民委員
委員 高居 和美(たかい かずみ) 近江地域創造会議市民委員
委員 安田 智枝美(やすだ ちえみ) 米原市自治基本条例推進委員会
委員 吉田 正子(よしだ まさこ) 米原市社会福祉協議会会長
委員 岡田 克美(おかだ かつみ) 米原市職員
委員 堤 基久男(つつみ きくお) 米原市職員

平成26年度採択事業

柏原地区古民家活用サポート事業(自由提案型)

提案団体

未来へつなぐ古民家活用サポーターズ

事業概要

空き家、古民家を、地域の賑わいや活性化の拠点として活用するためのモデル事業を柏原区で実施する。古民家の改修や修理をワークショップ形式で行い、住居ではなくコミュニティスペースとしての活用を地元参加型で一緒に行う。併せて古民家の活用の提案やサポートを行う。

担当課

山東自治振興課

審査委員講評

空き家の活用方法のモデルとして、また街道沿いの活性化策として、他の地域への広がりが期待できます。特にランニングコストや、地域との関わり方など、活用ノウハウを構築してください。4年目以降の運営を継続いただくためにも、民泊やコミュニティスペースとしての活用などで利用料金を徴収など安定的な収入確保について検討してください。

東西東西プロジェクト(自由提案型)

提案団体

はびろネット

事業概要

県境である柏原地域と関ケ原の今須地域を舞台に、東西文化の歴史的、文化的資源を再認識、再評価することで、地域交流と活性化を推進する。平成27年度は「言葉」をテーマに、言葉(方言)と食文化アンケート調査の実施や中学生と高齢者の方言調査など行うほか、東西落語家による落語会や言葉にまつわる講演会を実施する。

担当課

山東自治振興課

審査委員講評

地域の特性を生かした「東西文化の境目」というテーマが、地域文化・歴史だけでなく他分野との連携にも発展が望めます。調査結果である成果物を活用した学校と地域が連携したまちづくりの推進や、地域のまちづくりを通した学校支援に期待します。

地域で子どもを育てる“冒険遊び場”(自由提案型)

提案団体

上丹生プロジェクトK

事業概要

自然の中で自由に遊べる環境を整え、子どもたちの健全な成長を支援することを目的とした「冒険遊び場」をモデル設置し、親の相談場所、交流場所として、また地域のお年寄りを見守り人として参加してもらうことで、まちづくりの一環としてのモデル事業として提案し、市内の他地域への広がりも推進する。

担当課

子育て支援課

審査委員講評

地域の関わりは大変心強いものです。子どもたちの自尊感情を育む子育ち事業としての意義は大きく、4年目以降も、ぜひ継続してください。そのためにも、運営に必要な経費の確保について見通しを立て、行政も分野横断的な支援を継続してください。市内には地域をフィールドに活発な活動を継続している団体があるので、そのような団体との連携による他地域への波及を進めていただくことを期待します。

米原まちづくりネットワークの構築(行政テーマ設定型)

提案団体

ルッチまちづくりネット

事業概要

市民活動団体の活動の継続性、発展性という課題の解決に向け、団体と市民の接点を増やし、活動に参加しやすくしたり、情報発信や交流の場を提供する。主に、現地訪問やヒアリングによる情報収集と整理、カフェ形式の活動紹介の場、まちづくり体験イベントの開催、交流会などを実施する。3年目となり平成27年度は、ルッチ大学への運営支援や、まちづくりセンターの在り方について検討会議を開催する。

担当課

政策推進課

審査委員講評

2年間で積み重ねた事業の実績を検証し、市民活動センター構想を含む今後の事業の方向性がわかる活動を27年度は展開してください。そのためにも、組織の基盤強化を図り、市との協働による市民活動センターの構築を目指してください。また施設としての拠点づくりと同時に、人と人とをつなげる仕掛けづくりも期待します。

米原ファミリーアートフェスタ

提案団体

アートランドミネシマ(米原ファミリーアートフェスタプロジェクト)

事業概要

子どもたちが文化や芸術に出会う場をつくり、日常生活の中に取り入れることで、美に触れる喜びや学びを生み、思いやりや創造力、生活力を育てることを目的とした体験型アートイベントを開催します。

担当課

政策推進課

審査委員講評

団体の事業への熱意と、子どもたちを取り巻く課題について理解できます。その課題解決に向け、米原市全体の子どもたちとその家族を対象とするならば、誰もが参加しやすく、継続的なプログラムである必要があります。幅広い分野での提案は理解できないものではありませんが、まずは、団体が専門とするアートを生かした地域や家庭を巻き込んだ子育ち支援に焦点を絞ったカリキュラムとされることを提案します。

マイクリングマップの作成

提案団体

マイクリングプロジェクトチーム

事業概要

誰もが気軽に楽しめるスポーツとしてのサイクリングというツールを活用し、米原市の観光や歴史などの魅力資源の発信も兼ねた、女子(ママ)の目線のサイクリングマップを作成。

担当課

生涯学習課

審査委員講評

「ママ目線」でのマップ作成に、地域ならではの情報とこれまで興味の無かった層が新たにサイクリングを始めてみようと思うきっかけになることが期待できます。しかし、米原市民の「サイクリング」への意識と実態を把握し、ターゲットを絞ることが必要と考えます。また、事業の準備過程で団体としての組織力の強化を目指してください。

採択された事業の実施と今後の予定

今後は審査委員からの講評、意見も参考にし、提案団体と事業担当者が事業の実施に向けてさらに協議を行い、事業計画を完成させます。また、市が負担する経費については平成27年度予算として議会で可決されれば、平成27年4月から事業協定を締結し、団体と市が協力しながら事業を実施することになります。

平成26年度提案事業の募集要領と審査結果

この記事に関するお問合せ先

本庁舎 市民部 地域振興課

電話:0749-53-5111
ファックス:0749-53-5138

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