「まいばら協働事業提案制度」平成24年度本募集の採択事業

更新日:2017年11月30日

公開プレゼンテーション

平成24年度本募集とは、来年度平成25年度に実施する協働事業を、自由提案型、行政テーマ設定型で募集したところ、自由提案型に6事業(内、プレ募集の採択事業が3事業)、行政テーマ設定型に5事業が提案され、平成24年9月2日(日曜日)にルッチプラザのスタジオ310で公開によるプレゼンテーションが開催されました。

自由提案型とは

地域課題等の解決に向け、自由なテーマで団体等から提案する市との協働事業

行政テーマ設定型とは

市が市民と協働で実施しようとする事業や、これまで市が行ってきた実施方法などに課題があるとしている事業をあらかじめテーマ設定し、団体等から提案を求める協働事業

平成24年度の行政テーマ
番号 テーマ 内容 担当課
1 らくらく生活交通調査企画事業 バス・乗合タクシー等の生活交通の効果的な利用者数の増加のための調査・仕組みづくり 防災危機管理局
2 子育てや特別支援のための相談支援ファイルの活用方法と啓発 保護者や周りの支援者が子どもの成長記録を共有できる「相談支援ファイル」の活用方法と啓発 福祉支援局
3 まいばら体操の普及 介護予防の観点から、高齢者の運動機能の維持向上のための運動「まいばら体操」の普及 福祉支援局
4 市民活動ネットワーク事業 市内で活動する団体やこれから活動したいと考える個人に対する、情報発信と、交流の場づくり 市民協働推進室
公開プレゼンテーションの模様の様子の写真

審査

公開プレゼンテーション終了後、審査委員会で審査要領による厳正な審査協議が行われました。

平成24年度本事業採択事業

審査委員会から報告された審査結果に基づき、6事業を採択しました。

1.地域で子どもを育てる“冒険遊び場”(自由提案型)

提案団体

上丹生プロジェクトK

事業概要

子ども達が自然の中で自由に群れて遊べる環境を整え「遊び」を通じて子どもたちの生きる力、成長をは育む「冒険遊び場」を醒井小学校区でモデル設置する。子育て、子育ち以外にも、親の相談場所、交流場所として、また地域のお年寄りに見守り人として参加してもらうことで、地域で子育て子育ちのまちづくりを実践する。3年後の体制確立を目指し、以後は市内の各地域に広げていく。

担当課

こども元気局

審査委員意見

遊びを通じた地域による子育て、子育ち支援のモデルとして、今回高い評価を得ました。米原市内の他の地域にも広げられることを期待します。子ども会や学校等との連携で、この点においては行政も積極的に協力してください。

2.わが子を伝えるサポートブック 障がい支援のスグレもの(行政テーマ設定型)

提案団体

NPO法人発達障がいサポートネットでこぼこフレンズ

事業概要

保護者や周りの支援者が子どもの成長記録を共有できる「相談支援ファイル」を活用し、発達障がいのある子どもたちの発達や支援の記録を残すことで、情報をつなぎ、子どものライフステージにあわせたよりよい支援ができるとともに、地域社会の理解につなげる。発達障がいに対する理解を深めるための講演会や保護者同士の情報交換や相談員の育成等を行う。

担当課

福祉支援局

審査委員意見

市の継続的な支援と協働による実施が必要な事業と考えます。ファイル自体が、発達障がいに特化せず、保育、学校など包括的に活用されることを望みます。

3.米原まちづくりネットワークの構築(行政テーマ設定型)

提案団体

ルッチまちづくりネット

事業概要

まちづくり団体と市民の接点を増やし活動参加へのハードルを下げることで、活動の継続性、発展性の課題を解決する。主に市内活動団体のこれから活動を始めようとする人への情報発信と交流の場を提供する。平成25年度は「人と人」が直接接点を持つ機会にこだわり、現地訪問やヒアリングによる情報収集と整理、カフェ形式の活動紹介の場、まちづくり体験イベントの開催、交流会を実施する。

担当課

政策調整課市民協働推進室

審査委員意見

団体と個人をマッチングする支援のイメージが強いのですが、ひとつひとつの団体の把握や課題も知った上で応援してください。

4.米原のタウン情報「まいスキ!」発刊(自由提案型)

提案団体

まいばらフリーペーパー

事業概要

団体と行政でつくる情報発信ツールとして、保存して活用できる米原のタウン情報誌を発行する。広報誌とは差別化し、毎回設定するテーマにそって市民目線の情報にこだわり、市内の産業振興と米原市再発見を目的とした内容にする。平成25年度は年4回の発行。テーマは、伊吹山、水、食、子育ての4つを予定。全戸配布に加え、近隣の銀行、美容室、病院など待ち合いのある施設に設置をお願いする。

担当課

政策調整課市民協働推進室

審査委員意見

早期の自立を目指してください。市の発行する広報誌との調整を行うほか、さまざまな機関との連携を図ってください。

5.Myばらで米原のまちづくり(自由提案型)

提案団体

Myばらプロジェクト

事業概要

平成25年度の植栽イベントはルッチ、はにわ館の公共施設の他、学校や自治会との共同実施も企画する。また、バラにまつわる写真や趣味の作品を集めた作品展、交流会を実施することで、これまで接点のなかった人を繋ぎ、誰もができるまちづくり活動へのきっかけとする。

担当課

政策調整課市民協働推進室

審査委員意見

公共施設への植栽から、市民参加の取り組みへと広がりを見せており、まちづくり活動へのきっかけづくりとして期待します。市内でバラの植栽が進んだ時の環境負荷について調査をしてください。

6.伊吹の天窓(自由提案型)

提案団体

伊吹の天窓実行委員会

事業概要

人々の交流の場であり、年一度の多様かつ大規模なワークショップとして位置づけた里おこしイベント「伊吹の天窓」の開催をきっかけに、米原市の魅力や課題をインターネット(ホムページやソーシャルネットワークサービス)を利用して継続的に情報発信する。また、学生や若者のグループが定期的に地域で活動する仕組みを作ることで、継続的な交流に繋げる。

担当課

水源の里振興室

審査委員意見

イベントは外部からの注目もあり、効果が期待できます。3年目となる来年度はこの効果を明確にできるように計画にあたってください。さらに日常の交流を高めるモデルとしてのプラスアルファの事業も検討してください。予算については担当課と協議の上見直し、精査することを条件とします。

採択された事業の実施と今後の予定

今後は審査委員会からの意見も参考にし、提案団体と事業担当課が事業の実施にむけてさらに協議を行い、事業計画を完成させます。また、市が負担する経費については平成25年度の予算要求を行います。予算が3月議会で可決されれば、平成25年4月から事業協定を締結し、協力しながら事業を実施することになります。

審査結果

この記事に関するお問合せ先

本庁舎 市民部 地域振興課

電話:0749-53-5111
ファックス:0749-53-5138

メールフォームによるお問合せ