景観形成建造物の指定一覧
更新日:2023年01月23日
景観形成建造物(指定第1号)


指定年月日
平成27年4月1日
建造物の種別
個人住宅
所在地
米原市柏原2099
指定理由
当該建造物のある地域は宿場町の面影が残る地域になっています。その中で、近年に新築された住宅ですが、隣接する建物と軒の高さを揃えたり、建物のつくりや色合いが宿場町と調和するように配慮され、周囲の景観を良くする要因となっているため指定しました。
景観形成建造物(指定第2号)


指定年月日
平成28年4月1日
建造物の種別
個人住宅
所在地
米原市米原529
指定理由
周囲の住宅が格子の活用や漆喰、土壁風の建築物を建設されている中で、ベンガラ塗り(朱色など)の格子等が目立つ建造物となっています。
真白な漆喰と鮮やかなベンガラ格子が織りなすコントラストが町屋独自の風情をかもしだしています。昔ながらの町屋でありながら、レトロモダンな雰囲気を感じることができるため指定しました。
景観形成建造物(指定第3号)


指定年月日
平成28年4月1日
建造物の種別
店舗
所在地
米原市春照1597
指定理由
軒の出が長く、屋根が立派な切妻屋根となっています。
お店の玄関周りに駒寄せ(馬を繋いだり、家に直接ぶつかられないようにするもの)があり、黒色の格子状の駒寄せと茶色の木板は綺麗に調和がとれており、デザインに凝っているように見えます。
また、塀側の入り口も棟門(門の上に屋根がある)があり、豪華に見られることもあり指定しました。
景観形成建造物(指定第4号)
指定年月日
平成28年10月1日
建築物の種別
個人住宅
所在地
米原市藤川1527番地
指定理由
街道の本陣跡(大名や皇族、幕府の役人などが宿泊する施設)で建物の造りが豪華です。
広大な道路から玄関までのアプローチには、見事に整えられた生垣が建築物と一体となっています。
また、蔵も漆喰と木造で住居とあっていることもあり指定しました。
景観形成建造物(指定第5号)
指定年月日
平成29年4月1日
建築物の種別
個人住宅
所在地
米原市柏原2098番地1
指定理由
木や漆喰を使うことで、落ち着いた建築物となっており、建築当初の資材で再利用できるものを使って改修されています。
また、隣接する建築物と、屋根の高さや外壁の後退位置を合わせており、連続した宿場町の景観として見ることができる要の建築物となっています。
なお、所有者の敷地の一部を集落の休憩所として提供されているが、休憩所の片隅に、昔の作り酒屋時代の酒樽が設置されており、当時の面影をみることができることもあり指定しました。
景観形成建造物(指定第6号)
指定年月日
平成29年10月1日
建築物の種別
店舗
所在地
米原市醒ヶ井362番地
指定理由
街道沿いでは珍しく、間口が広くなっています。
また、2階の手すり付の肘掛窓から、街道を眺めることができる造りになっており当時の面影を残しているため指定しました。
景観形成建造物(指定第7号)
指定年月日
平成30年10月1日
建築物の種別
個人住宅
所在地
米原市藤川1404番地1
指定理由
街道の脇本陣跡(本陣と同じ機能で、本陣が利用できない時に使用)で建物と木製の塀が立派になっています。
蔵と建物と塀と門の調和がとれていて、また道路側の芝と庭の樹木と同様に綺麗に溶け込んでいることもあり指定しました。
景観形成建造物(指定第8号)
指定年月日
令和元年10月1日
建築物の種別
集会場
所在地
米原市柏原2193番地1
指定理由
外壁の大部分に漆喰を使用しており、窓や出入り口などの開口部は格子を用いているため、建物に統一感があります。
建物は町屋風ですが、角敷地を活かして、集会場としての機能も兼ねるため縁側も入口(土間がL型になっており、各場所から出入りできる)にしています。また、当時の半鐘が設けられた火の見櫓とが一体となって、宿場町としての面影が残る建築物となっているため指定しました。
景観形成建造物(指定第9号)
指定年月日
令和2年10月1日
建築物の種別
個人住宅
所在地
米原市枝折329番地
指定理由
周囲には山や田んぼが広がり、良好な田園景観が見られます。
道路から大きく後退した位置に住宅を建てており、広い庭には松などの樹木を植栽され、田園景観を阻害することなく一体的な景観として溶け込んでいる建築物となっているため指定しました。
景観形成建造物(指定第10号)


指定年月日
令和3年12月1日
建築物の種別
資料館
所在地
米原市番場1838番地
指定理由
茅葺だった屋根をトタンに変えられていますが、適切に維持されており、ベンガラ塗りと漆喰で構成された壁面と、軒の出を支える持送り(壁面と屋根の間にある三角形状のもの)に見事な細工が施され、見栄えがあるため指定しました。
景観形成建造物(指定第11号)
指定年月日
令和4年11月1日
建築物の種別
店舗
所在地
米原市醒井378番地
指定理由
江戸時代末期から残る建物。2階の手すり付の肘掛窓から、街道を眺めることができる造りになっており当時の面影を残していることから指定しました。
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