地域の良さを生かした特色ある教育の推進
更新日:2024年09月12日
教育実践の重点
郷土の自然や伝統・文化を生かす
1.地域の特色を生かした教育活動の推進
- 小・中学校学習指導要領が示す趣旨に即した基礎・基本を踏まえながら、地域の特色や学校の実態および児童生徒の発達段階や特性等を十分考慮した創意に満ちた特色ある教育活動の推進に努める。
2.郷土の自然や伝統・文化に触れる体験活動の推進
- 「みんなで伊吹山へ登ろう」、「みんなでふるさとを描こう」等のテーマの下、ふるさと俳句・演劇の子・平和の子などの、恵まれた郷土の自然や歴史・文化にふれる教育活動を推進し、ふるさとの良さを発見し、郷土を愛する心情を養う。
- 地域のさまざまな活動に積極的に参加することにより、自らも地域の一員として郷土の発展に寄与しようとするシビックプライドの醸成を推進する。
3.持続可能な社会をつくる基盤となる環境教育の充実
- 発達段階に応じた体験や感性を育む場を設け、自然を大切にしようとする心情を育む。
- 郷土の自然や身近な環境を生かした学習活動を通して、より良い環境を創造するために主体的に行動しようとする実践的態度を養う。
地域人材の活用等、地域の教育力を生かす
1.地域の人材の計画的・意図的活用の推進
- 「コミュニティ・スクール推進事業」等により、地域における教育基盤を強化し、地域に根ざした「ふるさと学習」や地域人材の専門性を生かした特色ある教育活動を展開することにより、児童生徒が地域の人々の豊かな人間性や豊富な経験、知識から多くのことを学ぶ機会を積極的に設ける。
- 地域学校協働活動推進事業等による地域学校協働活動推進員を校内に配置することにより、学校を支援するボランティア活動を組織的なものとし、地域に根ざした学校づくりを推進する。
2.開かれた学校づくりのための積極的な情報発信
- 学校運営協議会委員や外部の意見を広く学校評価に取り入れて教育課題等を明確にし、学校の教育活動に反映させるように努める。
- 「まいばら教育フォーラム」の開催等により、学校の教育方針や教育活動状況等についての情報提供を積極的に行い、地域に信頼される学校づくりの推進に努める。
3.地域住民の学校運営への参画の推進
- コミュニティ・スクールの円滑な推進や学校運営協議会の活用により、「地域とともにある学校づくり」を推進し、社会全体で子どもを育てる地域基盤の形成を目指す。
安全・安心な学校づくりを推進する
1.安全・安心な学校づくりの推進
- 児童生徒の安全確保を第一とした学校防災マニュアルの見直しと、その徹底を図るとともに、定期点検や訓練、研修によって教職員の危機管理意識の高揚に努める。
- 日常生活の中に潜むさまざまな危険を子ども自身が予測し、自ら対処できる力や発達段階に応じた防災・防犯等への対応力を身に付けられるよう、関係機関等とも連携しながら安全教育を推進する。中学生に対しては、災害等の発生時には自分の命を守るだけでなく、周囲の人々に目を向け、助けられるよう自助・共助の精神の育成を図る。
具体的取組
- 小規模校における交流活動を推進する。
・小規模校交流事業…合同授業や合同行事を実施する。
・小中連携教育推進事業…教員交流、授業交流、児童生徒交流、地域行事の合同参加を推進する。 - 地域学校協働活動推進事業の一層の充実を図る。
- コミュニティ・スクールにより、「地域とともにある学校づくり」を推進する。
- すべての教職員が学校の設置場所における災害リスクを把握し、学校防災マニュアルを整備するとともに、マニュアルに基づいた避難訓練を実施し、安全対策の改善を行えるよう教職員の危機意識やスキルの向上を図る。また、大規模災害発生時は、学校は地域の避難所となることから、避難所の開設を想定した教職員研修にも取り組む。
- 水防法の改正に伴い、水害や土砂災害等に備えた避難確保計画の策定を行い、避難訓練を実施する。
- アレルギー対応、熱中症対応等、子どもの緊急時に対処できるようにするためAEDの使用を含む救命救急法等についての教職員研修を実施する。
- スクールガード等の協力により、より多くの目で子どもたちを見守ることで、地域ぐるみの防犯や交通安全の観点を踏まえた安全指導を充実させるなど学校の安全確保体制の整備に努める。
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