学ぶ意欲を高め確かな学力を育む教育の充実

更新日:2020年04月22日

教育実践の重点

基礎・基本の徹底を図り、個々の良さを伸ばす

1.発達段階に応じた学習習慣の確立と学習環境づくり

  • 児童生徒が学ぶ楽しさやわかる喜びを実感する取組を通して、学ぶ意欲を高め、確かな学力を身に付けることができる授業を創造する。
     
  • 朝や放課後の時間、長期休業期間の活用等、児童生徒一人一人に応じた補充的な学習等の機会の充実に努める。小学3年生を対象にした放課後補充教室「学びっ子」の充実を図る。
     
  • 各校種の入門期から学習習慣を身に付けさせるため、発達や学びの連続性を踏まえて、各中学校区での指導の統一化を図る。
     
  • 「家庭学習の手引き」等を活用し、家庭と連携した学習習慣・生活習慣の確立に努める。

2.少人数指導等指導方法の工夫改善とわかる授業の創造

  • 各教科の基礎的・基本的な内容の確実な習得を図るとともに、子どもたちの興味関心を重視し、自ら学び、考える学習態度の育成に努める。
     
  • 指導内容の重点化と学習形態の工夫改善を図り、一人一人の良さと可能性を生かし、個性の伸長をもたらす学習指導の充実を図る。
     
  • 少人数指導・小学校における専科指導等によるきめ細かで分かりやすい学習指導を推進するとともに、電子黒板・タブレットを導入する等してICT機器の有効活用を図るため、教職員のICT機器活用能力を育成し、全ての児童生徒がわかる授業の創造に努める。
     
  • 主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)や学び合い学習の視点から「読み解く力」の育成を図り、授業改善に努める。

3.滑らかな接続を図る校種間連携の推進

  • 小学校入学および中学校入学後の生活が円滑に進むよう保育所・認定こども園・幼稚園と小学校の連携や小学校と中学校の連携を図り、各中学校区での保育所・認定こども園・幼稚園から中学校までの一貫した指導を推進する。
     
  • 児童生徒が相互交流を深め、お互いが伸び伸びと生活できる状況をつくるとともに、一人一人が互いに認め合い、学び合う場と機会を積極的に設ける。
     
  • 中学校教員の小学校での専科指導等、授業における教員の交流を積極的に進め、校種間の滑らかな接続を図る。

自ら考え、判断し、表現する力を育む

1.言語活動の充実と読書活動の推進

  • 言語に関する能力は全ての学習活動の基盤であり、各教科はもとより学校の教育活動全体でその向上を図る。特に、書くことに重点を置いた指導の充実に努めたり、読書活動を推進したりすることにより、「読み解く力」の育成を図る。
     
  • 国語科や英語科で培った「伝え合う力」を基本に、各教科等における言語活動の充実に努め、コミュニケーション能力の向上と、思考力、判断力、表現力を育む学習指導の充実を図る。
     
  • 「みんなで本を読もう」をテーマに、市立図書館と連携を図りながら、朝読書や「家読」の取組等児童生徒があらゆる機会や場所において、自主的に読書活動を行うことができるように努める。
     
  • 学校図書館司書等を配置し、図書館を活用した探究的な学習や問題解決的な学習を促進し、読解力や言語活動の向上を目指す。
     
  • 米原市学力状況調査、全国学力・学習状況調査の分析結果を基に、「我が校の学ぶ力向上策」を策定して、身に付けるべき力を明確にした学習指導による授業改善を図る。また、小中間で調査結果を共有することにより、校区での共通した学力向上策の策定を目指す。

2.体験的な活動や問題解決的な学習を取り入れた授業等の工夫

  • 横断的・総合的な課題、地域や学校の特色に応じた課題等について、これまでの学習で身に付けたことを活用し、創意工夫を生かした探究的な学習活動により総合的な学習の時間を充実させる。

外国語教育、国際理解教育を推進する

1.英語科の新設・先行実施

  • 市内全小学校を教育課程特例校に指定し、英語教育の充実による子どものコミュニケーション能力の育成および国際交流を含めた国際理解教育の推進を図る。
     
  • 年間を通じて市内小中学校に外国語指導助手(ALT)と米原市国際理解教育協力員(MGT)、米原市英語教育指導員(MET)を配置し、効果的な活用を図る。
     
  • 米原市国際理解教育コーディネーター(MIC)を核とし、ニュージーランド等との国際交流を推進する。

一人ひとりのニーズに応じた特別支援教育を推進する

1.個別の指導計画・個別の教育支援計画の工夫改善による教育的支援の充実

  • 障がいのある児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、個別の指導計画・個別の教育支援計画の下、能力を最大限に伸長させ、自立と社会参加の促進を図る学習を展開する。
     
  • 通常の学級に在籍する発達障がいのある子どもたちに、生活や学習上の困難を克服するための適切な個別の教育的支援を行い、個々の能力を最大限に伸ばす指導を展開する。
     
  • ユニバーサルデザインに基づいた授業づくりの推進を図る。

具体的取組

  • 学び合いの学習を大切にしたり、ICT機器を活用したりして、授業改善を図る。
     
  • 市内全小学校3年生を対象とした放課後補充教室「学びっ子」事業に取り組む。
     
  • 英語に触れる機会として、イングリッシュフェスを実施する。
     
  • 学校図書館司書の時間数を増やし、学校図書館の利活用促進や読書活動の充実を一層充実させる。
この記事に関するお問合せ先

本庁舎 教育委員会事務局(教育部) 学校教育課

電話:0749-53-5152
ファックス:0749-53-5129

メールフォームによるお問合せ