「人間力」を育む教育の充実

更新日:2020年04月22日

教育実践の重点

命・人権を大切にする心の育成を図る

1.心に響く道徳教育の充実

  • 考え議論する道徳科の推進を図るとともに、学校の教育活動全体を通じた道徳教育を推進し、一人一人の内面に根ざした道徳性と望ましい人間関係を育てる。また日常生活における挨拶の実践など、道徳的実践力の育成に努める。
     
  • 人間は一人一人がかけがえのない存在であることを自覚させ、「自尊感情」、「自他の命を大切にする心」、「思いやりの心」、「望ましい人間関係を築く力」の育成や、生きることの素晴らしさを実感させるなど、全教育活動を通して「命を大切にする教育」の推進に努める。
     
  • 家庭・地域と連携して、基本的な生活習慣の形成を促し、相手を尊重して行動できるようにする。また、自然や動植物に親しむことなどを通して豊かな心情の育成に努める。

2.人権感覚を高め、差別を許さない人権尊重の実践的態度の育成

  • 根強く存在するさまざまな差別の現実に学び、人権問題についての正しい理解と認識を培うとともに、人権について幅広く学習を進め、人権尊重の実践的態度を育てる。

3.互いに支え合い、高め合い、いじめのない、いじめを許さない集団づくりの推進

  • 学校教育活動全体を通じ、互いの人格や個性を尊重し合い、相互の深い理解と信頼のもとに、一人ひとりが個性や能力を発揮し、支えあい、高めあえる集団づくり、いじめのない、いじめを許さない学級・学校づくりに努める。
     
  • 児童会や生徒会の自治的集団活動を充実させ、明るく楽しく全ての子どもにとって居心地のよい学校づくりを推進する。

4.健やかで安心して暮らせる支え合いのまちづくりに向けて、福祉教育の充実に努める

  • 手話言語条例を尊重し、手話への理解を促進し、手話を学ぶ機会および手話に触れる機会の確保に努める。

自己指導能力の育成をめざす

1.豊かな人間性や社会性・規範意識を育む生徒指導の推進

  • 自主的・自律的に判断し、行動できる子どもの育成を目指す。一人一人の心に響く生徒指導を充実する中で、社会生活上のルールや基本的なモラルなどの規範意識を身に付けさせるとともに、自己存在感や自己有用感の育成に努める

2.変化の著しい社会での自立を目指す教育の推進

体力の向上と健康の保持増進を図る

  • 体育科や学校行事、部活動等、教育活動全体を通して運動に親しませ、運動習慣の確立と体力の向上を図るとともに、健康・安全についての自己管理能力を高め、生涯を通じて心身ともに健康で活力のある生活を営むことができる健康や体力を養う。

1.運動に親しみ体力の向上と心身の健康の保持増進をめざす教育の充実と食育の推進

  • 「みんなで伊吹山に登ろう」をテーマに、親子一緒にふるさとの山に登ることで、体力の向上と感動体験の共有を図り、子ども同士、親子の絆を深める。
     
  • 家庭や地域社会、保育所・幼稚園・認定こども園・小学校・中学校の連携を深めるとともに教育相談活動の充実を図り、心身ともに健康で安全な生活を送るための基本的な生活習慣・態度の育成に努める。
     
  • 健康な心身を育むとともに、望ましい食習慣の習得を目指して、学校の教育活動全体で食育の推進に努める。

具体的取組

  • 児童生徒が主体的にいじめ撲滅に取り組む、STOPいじめ生徒会フォーラムを開催する。
     
  • 地域の協力を得て、中学校2年生の5日間の職場体験学習を実施する。
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