教育研究推進校園研究成果【令和3年度】

教科指導

「確かな学力を育み、子どもの学ぶ力を向上させる伊吹山中プランの推進」
～読み解く力・表現力の育成と生徒が主体的に学びに向かう授業づくり～

本校では令和2・3年度に「米原市教育委員会指定教育研究推進校」の指定を受け、これまでの校内研究実践をもとに、令和2年度は「学ぶ力」の向上をめざして、「本校の学ぶ力向上の取組と授業を連動させた学習活動の展開」、「地域に根ざした学習活動の展開」、「ICT活用による授業の構造化・共有化・ビジュアル化の推進」を基本の柱とした実践的な研究を進めてきた。
令和3年度は、昨年度の研究実践をふまえ、本校の「主体的な学びに向かう授業づくり」の基盤として「学びの土台となる“基礎基本”の定着」「学びを深める“読み解く力”の育成」「学びを確かなものにする“表現力”の育成」を重点課題として焦点化し、この3点が相互に関連し合う主体的な学びを構築することにより、生徒がわかる、できる喜びを実感し、生きる力の基礎を培うことができるであろうと考えた。
研究のまとめとして、家庭学習の手引きを参考にすることで、やることがわかって家庭学習に長く取り組むことができたこと、他者とのやりとりや資料の読み取りを通して学習過程を意識し、具体的にできるようになった点を振り返りに記すことができる生徒が見られたこと、ICTの活用により全体交流が円滑に進み、生徒も興味・関心をもって学習に取り組むことができたことなどが成果として明らかとなった。