社会教育委員会議平成30年度第3回会議概要

更新日:2019年03月26日

会議の概要

開催日時

平成31年1月23日(水曜日) 午後7時30分から午後9時22分まで

場所

米原市民交流プラザ 1階 スタジオ310

議事

  1. 市内公民館に関する現状分析について
  2. 先進地に関する現状分析について(取り入れるべき取り組み)
  3. 地域の拠点としての施設が進むべき、あるべき方向性について

討議内容等

結論

今回の会議で出た意見、協議事項に基づき、提言書を作成する。

審議経過(要約)

市内公民館に関する現状分析について

これまでの協議を踏まえて、議論を実施した。

委員から出た主な意見
  • 各施設で同じようなイベントを開催されていることもあるので、内容が重ならないように検討していただく等の企画運営をお願いしたい。
  • それぞれの公民館が特色を出すのは必然であり、まちづくり、地域づくりを率先して担ってほしい。
  • 趣味や特技で終わることなく、過疎化や少子化社会に対応できる人材を育てる公民館になってほしい。
  • 子どもたちを巻き込むような企画を立案し、全国に先駆けた公民館の方向性を市が示してほしい。
  • 館長会議については、少子化、高齢化等に向けた取り組みも話し合う場としてほしい。
  • 放課後の子どもたちをどのように安全に見守るか。公民館事業としてある程度子ども達を見守ることはできないか。
  • 障がいのある人の学習機会の確保を特色に取上げてもらえるとよい。
  • 米原市は、地域の役員等に女性の占める割合が低い。女性に焦点をあてた取り組みも必要ではないか。

先進地に関する現状分析について

長浜のまちづくりセンターの視察、他地域の事例を分析し、議論を実施した。

委員から出た主な意見
  • 活性化している施設は、地域に向けた広報に熱心に取り組んでおられる。伝える事で共感をつくり動かす。
  • 長浜市は、まちづくり協議会が施設の指定管理者であるという点が特徴的。
  • 施設の館長やスタッフではなく、活動団体が主体となって、まちづくりを進めている。
  • 米原市は、公民館が4つあり、それを生かすのが近道。
  • 地域の声を届けることができる人を発掘する。公民館の運営に参画する人を養成する講座が必要。

地域の拠点としての施設が進むべき、あるべき方向性について

これまでの議論を振り返って、地域の拠点としての公民館の在り方について議論を実施した。

委員から出た主な意見
  • 利用している人の年齢層の空洞化が目立つのではないか。子どもが関われる、大人になっても通いたいと思える、そういう視点で考えるといいのでは。
    ⇒利用者数は、平成21年以降1.5倍(4館平均)増
  • お茶やお菓子があってくつろげる場所。喫茶空間、魅力が増える。
    ⇒コーヒーの提供については、もっぱら営利ではないということで各館取り組んでいる。
  • 幅広い世代の人が気楽に集え、挑戦したい、学びたいの気持ちに応え、その第1歩を軽く踏み出せるようなところ、仲間づくりや人生を豊かにするギブアンドテイクの場所、家に居るよりは、ちょっと行ってみようと思える施設であればよい。
  • それぞれの公民館がその役割を果たしておられると感じている。館長の思いや個性は、地域性を考慮しており、尊重すべきものである。
  • 先進地視察させていただいた長浜市のようなものを目指す必要は無いように思う。地域それぞれのやり方があってもよい。
  • 現役世代の人は、年に数回来てもらうのが限界。リピーターやいつも来る人を大切にし、利用者を増やしていることは評価される。
  • 管理者の主体性、独自性があれば良いのではないか。大きく変えていく必要が無いようにも思う。
  • 公民館に必然的に行きたくなるサービスを併設するのはどうか。公民館に足を運ぶ機会を増やす。
  • 公民館の運営も学校の運営も変わらない。学校も地域性を見いだし特色づけをしている。公民館については、それぞれの特色を出し頑張っておられるという印象。
  • 特色を前面に出して、魅力を最大限に生かしてほしい。広報面に力を入れ、公民館の情報を得る機会を増やすことも検討してはどうか。
  • 地域の人で、運営に携わりたい人が出てきたら、運営協議会に入るという形をとり、より良い公民館になればと思う。
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