設立趣意書・開催基本方針

更新日:2025年04月01日

設立趣意書

国民スポーツ大会は、広く国民の間にスポーツを普及し、スポーツ精神を高揚して国民の健康増進と体力の向上を図り、併せて地方スポーツの推進と地方文化の発展に寄与するとともに、国民生活を明るく豊かにすることを目的として開催されます。
また、全国障害者スポーツ大会は、障がいのある人が、競技等を通じて、スポーツの楽しさを体験するとともに、国民のバリアフリーに対する理解を深め、障がいのある人の社会参加に寄与することを目的として開催されます。
昭和56年に開催された第36回国民体育大会「びわこ国体」において、本市はホッケー競技の会場地となり、熱い戦いを繰り広げました。これを契機にホッケー競技が広がり、多くのトッププレーヤーやオリンピアンを輩出するなど、現在も高い競技レベルを保持しています。このことは、びわこ国体のレガシーを代表するものであります。また、競技施設の人工芝化をはじめとするスポーツ環境の充実、市民の生涯スポーツへの関心を高め、ホッケーはもとよりスポーツ活動の普及・振興につながるものとなりました。
近年の社会情勢やコロナ禍により生活スタイルは急激に変化しました。これに伴い、スポーツを取り巻く環境も大きく変化しましたが、東京2020オリンピック・パラリンピックは、多くの人々に感動を与えるものとなりました。スポーツの持つ力が再認識される今、本市においてもアスリートのプレーを「みる」、ボランティアやサポーターとして「ささえる」活動を通して、スポーツを「する」行動につなげ、このことが心身の健康づくりや生きがいとなり、豊かなスポーツライフを送ることが求められています。
このような中、令和7年に第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会が滋賀県で開催され、再び本市がホッケー競技の会場地になることは、市民のスポーツへの関心を高め、スポーツ活動の更なる普及・発展に大きく寄与するものです。また、本市の歴史や文化、恵まれた自然などの地域資源を全国にアピールする絶好の機会でもあります。
本大会の開催に向けて、市民をはじめ関係団体が一体となって取り組むことは、市全体の連帯感を高め、本市のスポーツ推進計画に掲げる、希望と元気あふれる「スポーツコミュニティまいばら」の実現に向けて極めて有意義なものであると同時に、本市のさまざまな米原ブランドをセールスすることで、観光、移住、まちづくりへの新たなレガシーの創出につながっていくものと確信しております。
このような意義ある大会を成功に導くために、市民・関係団体・行政からなる「第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会米原市実行委員会」を設立し、本市の総力を結集して所期の目的を達成しようとするものであります。

開催基本方針

令和7年に開催する第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会は、市民の積極的な参加により全国から訪れる多くの人におもてなしの心をもってお迎えし、相互の交流を深め、夢や感動、連帯感を共有できる大会にすることを目指します。
また、大会の開催を契機として、市民がよりスポーツを楽しむ活動へとつなげ、生涯スポーツの普及、健康・体力の保持増進および競技力の向上ならびに本市のスポーツ推進計画に掲げる、希望と元気あふれる「スポーツコミュニティまいばら」の具現化を図ります。
併せて、福祉、教育、観光および経済などへの総合的かつ複合的な効果を通して、次代を担う人を育み、本市の活力を更に高め、未来への持続可能な共生社会の実現につなげてまいります。

この記事に関するお問合せ先

山東支所 教育委員会事務局(教育部) スポーツ推進課

電話:0749-53-5155
ファックス:0749-53-5129

メールフォームによるお問合せ