天然記念物「伊吹山頂草原植物群落」保存管理計画

更新日:2018年11月01日

米原市のシンボル・伊吹山(標高1,377m)は、本州のほぼ中央、滋賀県と岐阜県の県境にそびえる滋賀県最高峰の山です。

山頂部を中心に日本では希少な山地草原が発達し、学術的価値が極めて高い地域として、昭和40年に「伊吹山頂草原植物及びその自生地」として滋賀県の天然記念物に指定されました。そして、平成15年には「伊吹山頂草原植物群落」の名称で国の天然記念物に指定されました。

伊吹山頂草原植物群落を多くの人に愛される貴重な文化財として保護していくために、米原市教育委員会では、文化庁、滋賀県教育委員会の指導の下、学識経験者、地元代表者、関係行政機関で「天然記念物保存管理計画策定委員会」を組織し、『保存管理計画』を策定しました。

伊吹山全山に関しては、すでに、伊吹山自然再生協議会による『基本構想』『実施計画』が策定されており、今後は、これらの先行計画と連携しながら、本計画に基づき、「伊吹山頂草原植物群落」を文化財として適正に保全していくとともに、その価値を損なうことなく、整備・活用を図っていきたいと思います。

天然記念物「伊吹山頂草原植物群落」保存管理計画(表紙)
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