第13回米原市芸術展覧会彫刻・工芸部門の講評

更新日:2018年10月06日

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受賞者一覧(彫刻・工芸部門)

彫刻・工芸部門受賞者一覧
作品名 受賞者
市展賞 陽射しの中を 田中 保美
教育長賞 故郷(手描き友禅の帯) 高木 哲子
市議会議長賞 花入れ あけぼの 谷口 源太郎
滋賀夕刊新聞社賞 童と七福神 吉田 佐代子
BBCびわ湖放送賞 わたしのアシュラ 金 殷淑
佳作 孔雀 室谷 すて美
佳作 生命のつながり 伊戸 清
佳作 暖簾 柿渋染(草木染) 牧野 靖子

総評

昨年より少し出品数が増えたようですが、陶芸や木彫りの作品がかなり少なくなったように思え、寂しい気もいたしますが、ジャンルの違う作品も出品されるようになったことはうれしいことです。また、それぞれの作品も工夫を重ねられた跡があるのは次回作への楽しみがあります。

自然がいっぱいある滋賀・米原の地であるからこその作品づくりがまだまだあると思います。来年も楽しみにしております。

市展賞

作品名:陽射しの中を

作者名:田中 保美

市展賞

春祭りであろうか太鼓を担いだ人々が神社に通じる橋を渡っている。緻密に画面構成を考えて構成された労作となっています。

切絵スタイルの表現で白と黒の緊張感を、和紙を千切り絵にした色合いの所々に配することで和らげ、人々の日常を生き生きと表した秀作です。

教育長賞

作品名:故郷(手描き友禅の帯)

作者名:高木 哲子

教育長賞

故郷に想いを馳せ、草花や見慣れた風景を扇形や正方形の形の中に収め、細長い帯にデザイン的に配置されたセンスの高さが光ります。

市議会議長賞

作品名:花入れ あけぼの

作者名:谷口 源太郎

市議会議長賞

とても美しい形の花器です。釉薬の色合いが一層花を引き立ててくれるそうです。床の間で野々草花や季節のお茶花をこの花器が生かしてくれる品のよい秀作です。

滋賀夕刊新聞社賞

作品名:童と七福神

作者名:吉田 佐代子

滋賀夕刊新聞社賞

ほのぼのとした、どこか懐しい作者の個性とでもいうのか独特の表現で、それぞれの神様の持つ特徴を損なわないように上手くまとめられた作品です。

BBCびわ湖放送賞

作品名:わたしのアシュラ

作者名:金 殷淑

BBCびわ湖放送賞

左右対象になっていない顔の表現、何かを語っているのか?洗練された技術とセンスで、全て一から手作りされた作品です。これからもテーマのある作品づくりに期待します。

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