地域おこし協力隊(米原市水源の里農業みらいつくり隊員)を募集します

更新日:2025年07月29日

1 募集の背景と目的

琵琶湖の源流に位置する米原市の中山間地における農業の担い手の確保および地域の活性化を目的として、滋賀県米原市内の小泉棚田地域および東草野地域において地域おこし協力隊員の募集を行います。
「小泉棚田地域」

  • 本市は令和4年度に環境省の脱炭素先行地域に選定されています。この取組の一環として、地域脱炭素と耕作放棄地となった棚田の再生を目的に、小泉棚田地域において太陽光パネルの下で農業を行う営農型太陽光発電事業に取り組みながら、地域資源を活用した新たな生業づくりに挑戦する隊員を募集します。

「東草野地域」

  • 農業従事者の減少や耕作放棄地の増加など、中山間地による深刻な地域課題に直面する東草野地域において、持続可能な地域農業を実現することを目的に、農業に従事することを基本として、独自に6次産業化などに挑戦する隊員を募集します。

2 募集概要

(1)活動内容

活動内容、担当課は小泉棚田地域と東草野地域で異なります。勤務地は小泉棚田地域と東草野地域のいずれか採用された地域となります。

小泉棚田地域(担当課:市民部 環境政策課)

基本活動(週4日程度)
  • 農業活動
    耕作放棄された小泉棚田において、営農型太陽光発電設備の下をはじめとした農地で、農作物(例:ヨモギなどの薬草を想定)の栽培等を行い、耕作放棄地の解消、エネルギーの地産地消、棚田の農業が経済的に成立つモデル等の構築を目指します。
  • 小泉棚田エコビレッジ推進協議会活動
    地元自治会や営農者などで組織する協議会とともに、小泉棚田における農業や地域資源の有効活用に関する取組を企画・実施し、周辺集落の持続的発展を目指します。
みらい活動(週1日程度)
  • 任期終了後の生業づくり
    棚田周辺の資源を活用した新たな生業の創出を行います。具体的には、地産地消の飲食店の企画運営、グリーンツーリズムの展開、薬草やハーブを活かした特産品開発などを想定しています。

東草野地域(担当課:まち整備部 農政課)

農業活動

東草野地域(対象地区:甲津原、曲谷、甲賀、上板並)において、地域の集落営農組織と農作業に従事しながら米やそばの栽培等を行うことで農業技術の習得を図るとともに、将来的な地域農業経営の担い手として、持続可能な農業経営の実現と農地保全を目指します。

マーケティング

食味にこだわった美味しいお米の販売戦略を確立し、各種情報発信(ウェブサイトやSNS等の活用)を行いながら、お米の販売促進に取り組みます。また、地域のアンテナショップ「甲津原交流センター」を活用しながら、「在来種伊吹そば」の調理提供や味噌、漬物などの加工・販売など、地域資源や特産品の販売促進に取り組みます。

東草野農業振興会活動

農村型RMO(地域運営組織)として活動する東草野農業振興会が策定した「東草野地区将来ビジョン」の推進を図るため、農地保全活動や地域資源活用、生活支援に資する活動にも積極的に参画し、地域農業の基盤強化を図ります。

地域支援型農業の企画実行

東草野地域が導入を予定している地域支援型農業(CSA)について、主体的にプロジェクトに参加、実行します。

(2)採用人数

採用予定人数 4人(小泉棚田地域2人、東草野地域2人の計4人)

(3)雇用形態

米原市水源の里農業みらいつくり隊員として市長が委嘱します。(雇用関係なし)
委嘱期間は、令和8年4月1日の着任日から令和9年3月31日までとします。以降は年度ごとに再度委嘱の可否を判断し、最長3年間活動することができます。

(4)報酬

1か月当たり 291,000円

(5)活動時間

勤務日は、週5日を原則とし、1日当たりの活動時間は7時間45分とします。
(注)始業・終業時間および休日は農業活動の進捗や天候等の状況により変動することがあるため、市および受け入れ先と相談の上、調整するものとします。

(6)活動日数

1か月当たり20日(155時間)を基準とします。
(注)土曜日・日曜日・祝日に勤務する場合は、上記を超えない範囲で勤務日を振り替えることができます。なお、所定の活動日数を下回った場合、報酬が減額となる場合があります。

(7)休日・休暇

原則として土曜日、日曜日、祝日、年末年始を休日としますが、農業活動の進捗や天候等の状況により変動することがあるため、市および受け入れ先と相談の上、調整するものとします。
米原市会計年度任用職員の勤務時間、休暇等に関する規則(令和元年規則36号)に定める有給休暇相当の休暇を取得できます。

(8)待遇・福利厚生

住居

  • 活動地域内に居住していただくことを基本とします。
  • 住居はご自身で契約いただきますが、家賃は上限1か月あたり5万円まで補助します。
  • 空家バンクを通じて、住居を斡旋することは可能です。
  • 住居に係る光熱水費等は自己負担とします。
  • 転居に係る旅費や経費については自己負担とします。

活動経費

  • 活動に必要な経費および研修費等については活動予算の範囲内で補助します。
  • 活動に係る燃料費については活動予算の範囲内で補助します。
  • 携帯電話、ネット環境整備等の通信費は自己負担とします。

社会保険

国民健康保険、国民年金にはご自身で加入いただきます。

副業

副業は可能ですが、市に確認が必要です。

その他

活動には自家用車をご利用いただきます。

3 募集期間

令和7年9月1日から令和7年10月31日まで
(注)応募多数の場合、早めに締め切る可能性があります。

4 選考方法

(1)応募書類受付

  • 米原市水源の里農業みらいつくり隊員応募用紙に記載し、3か月以内に撮影した写真を貼付した書類を以下の送付先まで送付してください。
  • 件名に「米原市水源の里農業みらいつくり隊員応募の件」とご記載ください。
  • 本文に「氏名」「連絡先」「オンライン質問会の参加の有無」をご記載ください。
  • 米原市水源の里農業みらいつくり隊員応募用紙は以下からダウンロードしてください。

米原市水源の里農業みらいつくり隊員応募用紙

送付先

(2)書類選考

提出いただいた応募用紙を基に随時選考を行います。
選考結果は応募者全員に通知します。

(3)一次面接(ウェブ)

書類選考通過者を対象に米原市の担当者とのウェブ面接を随時行います。

(4)最終面接(現地)

  • 一次面接通過者を対象に米原市内で最終面接を行います。
  • 実施場所や日程等の詳細については、一次面接の選考結果を通知する際にお知らせします。(12月頃予定)
  • 面接時には必要書類を持参ください。

(注)交通費等は自己負担とします。

必要書類

  • 現住所の住民票(3か月以内のもの)
  • 普通自動車運転免許証の写し(表面・裏面)

(5)最終結果の通知

選考終了後に結果を文書で通知します。(1月頃予定)

5 募集に少しでも関心のある方へ

(1)水源の里農業みらいつくり隊体験会(2泊3日)

日程

9月19日(金曜日)から9月21日(日曜日)

内容

受け入れ先での現地体験、空き家バンク登録物件の視察、隊員OBとの意見交換等

費用

参加費無料 (現地までの往復交通費、滞在中の飲食費は参加者負担です。)

宿泊

ゲストハウスうむ (滋賀県米原市上平寺212番地)

定員

5組 (1組2人まで)

申込期限

2025年9月7日(日曜日)まで

注意事項

  • 当日体調がすぐれない方や熱のある方は参加をお断りすることがございます。また、保険証をお持ちください。
  • 受入先にて農作業を行いますので、タオルや着替え、長ぐつ等をご持参いただきますようお願いします。また、市内を歩き回りますので動きやすい服装にてご参加ください。
詳細

(2)オンライン質問会(随時)

  • 希望者に対して、隊員募集に関するオンライン質問会を実施します。
  • 米原市の担当者が参加し、地域の紹介や業務内容について説明を行います。水源の里農業みらいつくり隊体験会についても説明します。
  • 応募検討者からの質問を受け付け、疑問点の解消を図ります。

6 関連資料等

この記事に関するお問合せ先

本庁舎 市民部 環境政策課

電話:0749-53-5112
ファックス:0749-53-5138

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