伊吹山レンジャーの活動報告

更新日:2025年07月02日

レンジャーの活動報告(令和7年4月、5月)

I am earth イベント開催!!

ゴールデンウイークが明けた5月10日に、周辺地域の方や子どもたちに伊吹山をもっと知っていただこうと、実行委員や保全団体、地域の子どもたち、市役所職員などたくさんの方の力をお借りしてイベントを行いました。
レンジャーとしては、昨年度一年間、雨の日や冬の間の活動の一つとしてきた鹿角の加工品などの返礼品をワークショップ形式で出展しました。作品の加工は、ボランティアさんにも手伝っていただき、キーホルダーやネックレスのペンダントトップを多く作り、好きなパーツを選んでお客様オリジナルのグッズになるようにしました。
また、鹿角から指輪を作り出すワークショップでは、お子様も大人も関係なくチャレンジしていただけました。
伊吹山植生復元プロジェクトのブースでは、イブキジャコウソウの里親になっていただける方に、苗の移植をしていただきました。この苗は、里親の皆さまのもとで育てていただき、今後、伊吹山へ移植する予定です。
イベント自体も、実行委員の皆さまのおかげで、自然や環境を自分事として考える、I  am earth をテーマに、ショップやフードも統一感のある素敵なイベントになりました。
終了後も、たくさんの方からお褒めの言葉をいただき、普段、伊吹山に尽力されている方々の活動も知っていただけたので、本当によかったです。今後は更に伊吹山に関心を寄せていただきボランティアなどの参加や協力金などの応援に繋がると有難く思います。

男の子が指輪作りで道具を使って金属を曲げていてをそれを手助けしているスタッフの写真

鹿角で指輪づくり

小さめのスコップで苗ポットに土を入れているようすの写真

イブキジャコウソウの里親体験

伊吹山レンジャーとは

米原市では、伊吹山みらいつくり隊が伊吹山レンジャー活動を行っています。
伊吹山みらいつくり隊の活動の中でも、伊吹山の保全と啓発・指導の実践が、伊吹山レンジャーの活動内容です。

伊吹山みらいつくり隊とは
伊吹山みらいつくり隊は、伊吹山を守り、活かす活動を行う地域おこし協力隊です。地域おこし協力隊とは、国(総務省)の制度で、3大都市圏をはじめとする都市地域等から地域に移住し、地域おこし活動に従事いただく制度です。

伊吹山みらいつくり隊のミッション
伊吹山を愛する地域住民、自然保護団体の皆さんと共に、伊吹山の自然や文化について、守り、伝え、ファンを増やすこと

 

レンジャーとは
レンジャーとは「自然保護官」のことで、アメリカ国立公園の「パークレンジャー」にならった制度です。その業務内容は自然公園の利用計画策定や利用指導から美化清掃、環境教育まで多岐にわたります。環境省国立公園のレンジャーやアクティブレンジャーのほか、東京都や山梨県、奥大山など、地方自治体にも制度が広がっています。

登山に適した格好で山登りをしている伊吹山レンジャーの写真

伊吹山レンジャーの業務・活動

  1. 自然保護団体の活動サポート
  2. 獣害柵の設置、補修
  3. 登山道の補修
  4. パトロール、美化活動
  5. ローカルルールや適切利用の啓発・指導
  6. 入山協力金の呼びかけなど
この記事に関するお問合せ先

山東支所 まち整備部 まち保全課(伊吹山植生復元プロジェクト推進室)
電話番号:0749-53-5175
ファックス:0749-53-5179
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