伊吹山レンジャーの活動報告
レンジャーの活動報告(令和6年9月)
ボランティア講座で皆さんと作業を行いました
今回のボランティア講座は、雪崩止め付近のいつも破られてしまう樹脂ネットを金属に変える作業でした。女性の参加者が多く、力仕事が心配でしたが協力し合いながら予定箇所の食害防止ネットをしっかり張り替えました。体を動かした後、山頂でのお昼の時間は山小屋さんのスウィーツを、みんなで、あれがいいこれがいいと、言いながら食べたり飲んだりできたのも参加者の方の楽しみになったと思います。
下山時は、教えていただきながらお花の観察会をしました。
夏の花のシーズンは終わりかけていましたが、秋の花がちらほらと咲いていましたので写真を撮ったり、メモをとったりして思い思いに観察されていました。
私自身も実際の花を見ながら教えてもらえたので、大きさや色などわかりやすく、とても勉強になりました。
力を合わせて運び、柵を張りました。
石灰岩の地盤に頑張って打ち込みました。
岐阜のアウトドアイベントに参加しました
9月8日は、岐阜市で行われた「GIFU OUTDOOR JAMBOREE」に参加し、来場者へ伊吹山の現状を伝えたり、伊吹山で捕獲したシカの角を使った雑貨、プロジェクト応援Tシャツなどのグッズを使って応援金のお願いをさせていただきました。
たくさんの方に少しでも伊吹山の印象が残っていたらいいな、と思います。
ブース出展の様子
捕獲した鹿の角の加工品
伊吹山レンジャーとは
米原市では、伊吹山みらいつくり隊が伊吹山レンジャー活動を行っています。
伊吹山みらいつくり隊の活動の中でも、伊吹山の保全と啓発・指導の実践が、伊吹山レンジャーの活動内容です。
伊吹山みらいつくり隊とは
伊吹山みらいつくり隊は、伊吹山を守り、活かす活動を行う地域おこし協力隊です。地域おこし協力隊とは、国(総務省)の制度で、3大都市圏をはじめとする都市地域等から地域に移住し、地域おこし活動に従事いただく制度です。伊吹山みらいつくり隊のミッション
伊吹山を愛する地域住民、自然保護団体の皆さんと共に、伊吹山の自然や文化について、守り、伝え、ファンを増やすこと
レンジャーとは
レンジャーとは「自然保護官」のことで、アメリカ国立公園の「パークレンジャー」にならった制度です。その業務内容は自然公園の利用計画策定や利用指導から美化清掃、環境教育まで多岐にわたります。環境省国立公園のレンジャーやアクティブレンジャーのほか、東京都や山梨県、奥大山など、地方自治体にも制度が広がっています。

伊吹山レンジャーの業務・活動
- 自然保護団体の活動サポート
- 獣害柵の設置、補修
- 登山道の補修
- パトロール、美化活動
- ローカルルールや適切利用の啓発・指導
- 入山協力金の呼びかけなど
- この記事に関するお問合せ先
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山東支所 まち整備部 まち保全課(伊吹山植生復元プロジェクト推進室)
電話番号:0749-53-5175
ファックス:0749-53-5179
メールフォームによるお問合せ
更新日:2024年10月15日