伊吹山入山協力金 ご協力のお願い

更新日:2024年03月01日

伊吹山登山道(山頂周遊登山道を含む)を利用される皆さまには、伊吹山の貴重な自然環境を保護保全し、未来の世代へ引き継ぐため、伊吹山入山協力金への協力をお願いしています。
協力金額:1人300円(子ども、障がい者の方を除く)
協力は任意であり、強制ではありません。金額はお1人当たりの目安です。
多くのご要望を受け、年間協力金カード(1,000円)も発行しています。

協力金箱の設置場所、収受方法

以下の場所に協力金箱を設置しています。協力金箱に300円を投函いただきますようお願いします。
(収受員は常駐していません。伊吹山レンジャーが随時回収しています。)

協力金箱にお金を入れている様子

西登山道の入口の協力金箱

  1. 表登山道の入口
    (米原市上野山ろく。ただし、登山道閉鎖につき閉鎖中。
  2. 西登山道の入口
    (伊吹山ドライブウェイ山頂駐車場 登山口)
  3. 中央登山道の入口
    (伊吹山ドライブウェイ山頂駐車場 登山口)
  4. 山頂トイレの前
    (中央登山道を登り切ったところにあります)

年間協力金カード

年間協力金カード(1,000円)は以下の場所で発行しています。
各施設の営業時間中にお申込ください。

  1. 伊吹薬草の里文化センター(ジョイ伊吹)(〒521-0314 米原市春照37番地)
  2. 米原市役所3階 市民部 自治環境課 (〒521-8501 米原市米原1016番地)

協力金の使い道

保全作業の様子など

皆さまのご支援に厚くお礼申し上げます。
お預かりした協力金は、下記事業に大切に活用させていただきます。

  • 公衆便所維持管理事業
  • お花畑維持管理事業
  • 登山道維持管理事業
  • 普及啓発・パトロール事業
  • 協力金収受事業

入山協力金の詳しい収支報告は、
令和4年度入山協力金決算書(PDFファイル:181KB)および令和4年度入山協力金事業報告(PDFファイル:195.8KB)をご覧ください。

入山協力金の状況(最新)
年度 協力者数 収入総額 主な事業
令和4年度 約47,000人 14,427,276 円 植生防護柵の張替、山頂トイレの修繕、登山道の維持管理、山頂ボランティアガイド、重要植物調査など

協力金導入の背景と経緯

日本百名山の一つである伊吹山(標高1,377メートル)は、山頂部を中心に全国的にも希少な山地草原が存在し、山頂草原植物群落は天然記念物として国から指定を受け、毎年約25万人の方に訪れていただいています。
滋賀県や岐阜県では、伊吹山の貴重な自然環境を保全するため、これまでから植生回復事業や登山道整備、清掃活動などに取り組んできました。
しかし、近年の登山・アウトドアブームによる入山者の増加や、ニホンジカの急増による植生の変化、異常気象に伴う集中豪雨による登山道や斜面の荒廃、外来種の進入など、伊吹山はこれまで経験して来なかった新たな課題に直面しています。
こうしたことから、産官民学が一体となった「伊吹山を守る自然再生協議会」において、これら山積する課題を解決し、伊吹山の貴重な自然環境を未来の世代へ引き継いでいこうと、「伊吹山入山協力金」を導入することになりました。
入山協力金の目的

  • お花畑をはじめとする貴重な植生の保全
  • 持続可能な維持管理システムの構築
  • 環境意識向上のための普及啓発(受益者負担の原則)
  • より質の高いサービスの提供

協力金導入についてのアンケート結果

2013年(平成25年)8月に実施したアンケート調査の結果、制度導入について8割以上の方が「賛成」または「どちらかといえば賛成」と回答され、入山者の環境意識と制度導入への理解が高いことが分かりました。
アンケート結果について、詳しくは次のファイルをご覧ください。
協力金に関するアンケート結果(導入検討時、平成25年実施)(PDFファイル:318KB)
伊吹山入山協力金は、入山者へのアンケートを基礎として使途を決定しています。
アンケート結果について、詳しくは次のファイルをご覧ください。
協力金の使いみちに関するアンケート結果(導入後、平成27年実施)(PDFファイル:182.9KB)

この記事に関するお問合せ先

山東支所 まち整備部 まち保全課(伊吹山植生復元プロジェクト推進室)
電話番号:0749-53-5175
ファックス:0749-53-5179
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