脱出!ひきこもり

更新日:2020年04月01日

まずは家族が、ありのままを受けとめることから

若者自立ルーム「あおぞら」に寄せられた相談の中には、15年以上だれにも相談できず、御家族だけで問題を背負ってこられたという深刻な事例もあります。

ひきこもりは病気じゃない!

だれにも「一人でいたい」と思う時があります。それがちょっと長引いてしまったのが「(社会的)ひきこもり」です。病気ではありません。受験や仕事上の失敗、友人関係のストレスなど、きっかけも期間もいろいろです。決して「本人の性格」や「親の育て方」といった一面的な見方はできません。人間関係から一旦離れ、心を癒しているのです。「チョウが成虫になる前のサナギの状態。社会に出るエネルギーを充電しているのだ」という人もいます。

あわてずあせらず、本人を責めないで!

家から一歩も出なくなったり、何も話さなくなったりすると家族は不安になります。しかしひきこもっている人は大変傷つきやすい状態にあります。今の自分の状態を人に知らせることや、人の視線を気にしています。イライラし、時には家族とぶつかることもあります。そんな時はそっと見守ることも大切です。
本人の心の中は「何とかしたい」「自分を理解して欲しい」という気持ちでいっぱいです。何もせず意欲もまったくないように見えても、心の内は何とかバランスを保とうと必死なのです。

何よりも家族のサポートを!

家族はとても大きな存在です。問題解決までには時間がかかりますが、焦らず、じっくりゆっくり、向き合いましょう。そして、ぜひとも「あおぞら」などの相談窓口にSOSを出してください。問題解決に向けたはじめの一歩を応援します。

若者自立ルーム「あおぞら」に御相談ください

【相談日】
毎週月曜日から金曜日 午前10時から午後12時、午後1時から午後4時
 (祝日、年末年始は休ませていただきます。)
火曜日は臨床心理士相談日です。月・水から金曜日は一般相談日です。

【相談場所】

  1. 米原市人権総合センター(ソーシャル・キャピタルプラザ)1階「あおぞら」相談室
    (米原市一色444)
  2. 市内庁舎内等での相談室(出張相談ルーム)
    (開催場所および開催日時に関しては「あおぞら」へ御確認ください。)

【お問合せ】
0749-54-5000(米原市少年センター共有)

【面談(相談)】
一人約50分(事前予約が必要です。)
(注)予約は「あおぞら(電話54-5000)」へ連絡をお願いします。

【対象者】
米原市在住で15歳から39歳までの人(本人)とその保護者

この記事に関するお問合せ先

本庁舎 くらし支援部 子育て支援課

電話:0749-53-5132
ファックス:0749-53-5128

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