○米原市非常勤消防団員等に係る損害補償の支給等に関する規則

平成18年12月22日

規則第84号

(損害補償のうち休業補償を行わない場合)

第1条 米原市消防団員等公務災害補償条例(平成17年米原市条例第157号。以下「条例」という。)第8条ただし書の規則で定める場合は、次の各号に掲げる場合とする。

(1) 懲役、禁錮もしくは拘留の刑の執行のためもしくは死刑の言渡しを受けて刑事施設(少年法(昭和23年法律第168号)第56条第3項の規定により少年院において刑を執行する場合における当該少年院を含む。)に拘置されている場合、労役場留置の言渡しを受けて労役場に留置されている場合または法廷等の秩序維持に関する法律(昭和27年法律第286号)第2条の規定による監置の裁判の執行のため監置場に留置されている場合

(2) 少年法第24条の規定による保護処分として少年院もしくは児童自立支援施設に送致され、収容されている場合、同法第64条の規定による保護処分として少年院に送致され、収容されている場合、同法第66条の規定による決定により少年院に収容されている場合または売春防止法(昭和31年法律第118号)第17条の規定による補導処分として婦人補導院に収容されている場合

(傷病等級)

第2条 条例第8条の2第1項第2号に規定する規則で定める傷病等級は、別表第1のとおりとする。

(障がい等級に該当する障がい)

第3条 条例第9条第2項に規定する各障がい等級に該当する障がいは、別表第2に定めるところによる。

2 別表第2に掲げられていない障がいであって、同表に掲げる各障がい等級に該当する障がいに相当すると認められるものは、同表に掲げられている当該障がい等級に該当する障がいとする。

(介護補償に係る障がい)

第4条 条例第9条の2第1項の規則で定める障がいは、介護を要する状態の区分に応じ、別表第3に定める障がいとする。

(特定障がい状態)

第5条 条例第11条第1項第4号の規則で定める障がいの状態は、別表第2に定める第7級以上の障がい等級の障がいに該当する状態または負傷もしくは疾病が治らないで、身体の機能または精神に、軽易な労務以外の労務に服することができない程度以上の障がいがある状態とする。

(施行期日等)

第1条 この規則は、公布の日から施行し、平成18年4月1日から適用する。

(経過措置)

第2条 平成18年4月1日からこの規則の施行の日の属する月の末日までに支給すべき事由が生じた障害補償および遺族補償に係る別表第2の規定の適用については、当該支給すべき事由が臓または一側のじん臓を失ったものである場合(同表の7級の項第5号に該当する障がいがあるときを除く。)には、同表の8級の項に相当する障がいがあるものとする。

2 平成18年4月1日からこの規則の施行の日までに、米原市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例(平成18年米原市条例第70号)による改正前の米原市消防団員等公務災害補償条例(以下「旧条例」という。)の規定に基づいて傷病補償年金、障害補償、介護補償または遺族補償(以下「傷病補償年金等」という。)を支給された者で改正後の米原市消防団員等公務災害補償条例(以下「新条例」という。)およびこの規則の規定による傷病補償年金等を受けることとなるものについては、旧条例の規定に基づいて支給された傷病補償年金等は、それぞれ新条例およびこの規則の規定による傷病補償年金等の内払とみなす。

(米原市消防団員等に係る公務災害補償のうち休業補償を行わない場合を定める規則の廃止)

第3条 米原市消防団員等に係る公務災害補償のうち休業補償を行わない場合を定める規則(平成17年米原市規則第136号)は、廃止する。

(平成23年3月3日規則第1号)

(施行期日)

第1条 この規則は、公布の日から施行する。

(経過措置)

第2条 条例第5条第3項に規定する非常勤消防団員等(以下「非常勤消防団員等」という。)が公務により、もしくは消防作業もしくは水防(以下「消防作業等」という。)に従事し、救急業務に協力し、もしくは応急措置の業務に従事したことにより、負傷し、もしくは疾病にかかり、この規則の施行の日(以下「施行日」という。)前に治ったとき、または障害補償年金を受ける者の当該障害補償年金に係る障がいの程度に施行日前に変更があったときに存した障がいに係る米原市非常勤消防団員等に係る損害補償の支給等に関する規則別表第2の規定の適用については、なお従前の例による。

第3条 非常勤消防団員等が施行日前に公務により、もしくは消防作業等に従事し、救急業務に協力し、もしくは応急措置の業務に従事したことにより、死亡した場合(施行日以後に条例第11条第1項第4号の夫、子、父母、孫、祖父母もしくは兄弟姉妹の障がいの状態に変更があった場合または条例第12条第4項に規定する場合において同項の遺族補償年金を受ける権利を有する妻が同項第2号に該当するに至ったときを除く。)または施行日前に条例第16条第2号に該当することとなった場合における当該非常勤消防団員等の遺族の障がいの状態の評価については、なお従前の例による。

第4条 非常勤消防団員等が公務により、もしくは消防作業等に従事し、救急業務に協力し、もしくは応急措置の業務に従事したことにより、負傷し、もしくは疾病にかかり、平成22年6月10日から施行日の前日までの間に治ったとき、または障害補償年金を受ける者の当該障害補償年金に係る障がいの程度に当該期間において変更があったときに存した障がい(この規則による改正前の非常勤消防団員等に係る損害補償の支給等に関する規則(以下「旧規則」という。)別表第2第12級の項第14号または第14級の項第10号に該当するものに限る。)については、付則第2条の規定にかかわらず、それぞれ当該負傷もしくは疾病が治った日または当該変更があった日から、この規則による改正後の非常勤消防団員等に係る損害補償の支給等に関する規則(以下「新規則」という。)別表第2の規定を適用する。

第5条 非常勤消防団員等が平成22年6月10日から施行日の前日までの間に公務により、もしくは消防作業等に従事し、救急業務に協力し、もしくは応急措置の業務に従事したことにより、死亡した場合、もしくは当該期間において条例第16条第2号に該当することとなった場合であって、当該非常勤消防団員等の遺族に障がいを有する者があるときにおける当該遺族の障がい(旧規則別表第2第12級の項第14号または第14級の項第10号に該当するものに限る。)または当該期間において条例第11条第1項第4号の夫、子、父母、孫、祖父母もしくは兄弟姉妹の障がいの状態に変更があったときに存した障がい(旧規則別表第2第12級の項第14号または第14級の項第10号に該当するものに限る。)の状態の評価については、付則第3条の規定にかかわらず、それぞれ当該非常勤消防団員等が死亡した日または当該変更があった日から新規則別表第2の規定を適用する。

(令和4年4月1日規則第34号)

この規則は、令和4年4月1日から施行する。

別表第1(第2条関係)

傷病等級

障がいの状態

第1級

1 両眼が失明しているもの

2 咀嚼そしゃくおよび言語の機能を廃しているもの

3 神経系統の機能または精神に著しい障がいを有し、常に介護を要するもの

4 胸腹部臓器の機能に著しい障がいを有し、常に介護を有するもの

5 両上肢をひじ関節以上で失ったもの

6 両上肢の用を全廃しているもの

7 両下肢をひざ関節以上で失ったもの

8 両下肢の用を全廃しているもの

9 前各号に掲げるものと同程度以上の障がいの状態にあるもの

第2級

1 両眼の視力が0.02以下になっているもの

2 神経系統の機能または精神に著しい障がいを有し、随時介護を要するもの

3 胸腹部臓器の機能に著しい障がいを有し、随時介護を要するもの

4 両上肢を手関節以上で失ったもの

5 両下肢を足関節以上で失ったもの

6 前各号に掲げるものと同程度以上の障がいの状態にあるもの

第3級

1 一眼が失明し、他眼の視力が0.06以下になっているもの

2 咀嚼そしゃくまたは言語の機能を廃しているもの

3 神経系統の機能または精神に著しい障がいを有し、常に労務に服することができないもの

4 胸腹部臓器の機能に著しい障がいを有し、常に労務に服することができないもの

5 両手の手指の全部を失ったもの

6 第3号および第4号に掲げるもののほか、常に労務に服することができないものその他前各号に掲げるものと同程度以上の障がいの状態にあるもの

別表第2(第3条関係)

障がい等級

障がい

第1級

1 両眼が失明したもの

2 咀嚼そしゃくおよび言語の機能を廃したもの

3 神経系統の機能または精神に著しい障がいを残し、常に介護を要するもの

4 胸腹部臓器の機能に著しい障がいを残し、常に介護を要するもの

5 両上肢をひじ関節以上で失ったもの

6 両上肢の用を全廃したもの

7 両下肢をひざ関節以上で失ったもの

8 両下肢の用を全廃したもの

第2級

1 一眼が失明し、他眼の視力が0.02以下になったもの

2 両眼の視力が0.02以下になったもの

3 神経系統の機能または精神に著しい障がいを残し、随時介護を要するもの

4 胸腹部臓器の機能に著しい障がいを残し、随時介護を要するもの

5 両上肢を手関節以上で失ったもの

6 両下肢を足関節以上で失ったもの

第3級

1 一眼が失明し、他眼の視力が0.06以下になったもの

2 咀嚼そしゃくまたは言語の機能を廃したもの

3 神経系統の機能または精神に著しい障がいを残し、終身労務に服することができないもの

4 胸腹部臓器の機能に著しい障がいを残し、終身労務に服することができないもの

5 両手の手指の全部を失ったもの

第4級

1 両眼の視力が0.06以下になったもの

2 咀嚼そしゃくおよび言語の機能に著しい障がいを残すもの

3 両耳の聴力を全く失ったもの

4 一上肢をひじ関節以上で失ったもの

5 一下肢をひざ関節以上で失ったもの

6 両手の手指の全部の用を廃したもの

7 両足をリスフラン関節以上で失ったもの

第5級

1 一眼が失明し、他眼の視力が0.1以下になったもの

2 神経系統の機能または精神に著しい障がいを残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの

3 胸腹部臓器の機能に著しい障がいを残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの

4 一上肢を手関節以上で失ったもの

5 一下肢を足関節以上で失ったもの

6 一上肢の用を全廃したもの

7 一下肢の用を全廃したもの

8 両足の足指の全部を失ったもの

第6級

1 両眼の視力が0.1以下になったもの

2 咀嚼そしゃくまたは言語の機能に著しい障がいを残すもの

3 両耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になったもの

4 一耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が40センチメートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの

5 脊柱に著しい変形または運動障がいを残すもの

6 一上肢の3大関節中の2関節の用を廃したもの

7 一下肢の3大関節中の2関節の用を廃したもの

8 一手の5の手指または母指を含み4の手指を失ったもの

第7級

1 一眼が失明し、他眼の視力が0.6以下になったもの

2 両耳の聴力が40センチメートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの

3 一耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの

4 神経系統の機能または精神に障がいを残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの

5 胸腹部臓器の機能に障がいを残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの

6 一手の母指を含み3の手指を失ったものまたは母指以外の4の手指を失ったもの

7 一手の5の手指または母指を含み4の手指の用を廃したもの

8 一足をリスフラン関節以上で失ったもの

9 一上肢に偽関節を残し、著しい連動障がいを残すもの

10 一下肢に偽関節を残し、著しい運動障がいを残すもの

11 両足の足指の全部の用を廃したもの

12 外貌に著しい醜状を残すもの

13 両側のこう丸を失ったもの

第8級

1 一眼が失明し、または一眼の視力が0.02以下になったもの

2 脊柱に運動障がいを残すもの

3 一手の母指を含み2の手指を失ったものまたは母指以外の3の手指を失ったもの

4 一手の母指を含み3の手指の用を廃したものまたは母指以外の4の手指の用を廃したもの

5 一下肢を5センチメートル以上短縮したもの

6 一上肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの

7 一下肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの

8 一上肢に偽関節を残すもの

9 一下肢に偽関節を残すもの

10 一足の足指の全部を失ったもの

第9級

1 両眼の視力が0.6以下になったもの

2 一眼の視力が0.06以下になったもの

3 両眼に半盲症、視野狭さくまたは視野変状を残すもの

4 両眼のまぶたに著しい欠損を残すもの

5 鼻を欠損し、その機能に著しい障がいを残すもの

6 咀嚼そしゃくおよび言語の機能に障がいを残すもの

7 両耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの

8 一耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になり、他耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解することが困難である程度になったもの

9 一耳の聴力を全く失ったもの

10 神経系統の機能または精神に障がいを残し、服することができる労務が相当な程度に制限されるもの

11 胸腹部臓器の機能に障がいを残し、服することができる労務が相当な程度に制限されるもの

12 一手の母指または母指以外の2の手指を失ったもの

13 一手の母指を含み2の手指の用を廃したものまたは母指以外の3の手指の用を廃したもの

14 一足の第1の足指を含み2以上の足指を失ったもの

15 一足の足指の全部の用を廃したもの

16 外貌に相当程度の醜状を残すもの

17 生殖器に著しい障がいを残すもの

第10級

1 一眼の視力が0.1以下になったもの

2 正面視で複視を残すもの

3 咀嚼そしゃくまたは言語の機能に障がいを残すもの

4 14歯以上に対し歯科補てつを加えたもの

5 両耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解することが困難である程度になったもの

6 一耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になったもの

7 一手の母指または母指以外の2の手指の用を廃したもの

8 一下肢を3センチメートル以上短縮したもの

9 一足の第1の足指または他の4の足指を失ったもの

10 一上肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障がいを残すもの

11 一下肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障がいを残すもの

第11級

1 両眼の眼球に著しい調節機能障がいまたは運動障がいを残すもの

2 両眼のまぶたに著しい運動障がいを残すもの

3 一眼のまぶたに著しい欠損を残すもの

4 10歯以上に対し歯科補てつを加えたもの

5 両耳の聴力が1メートル以上の距離では小声を解することができない程度になったもの

6 一耳の聴力が40センチメートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの

7 脊柱に変形を残すもの

8 一手の示指、中指または環指を失ったもの

9 一足の第1の足指を含み2以上の足指の用を廃したもの

10 胸腹部臓器の機能に障がいを残し、労務の遂行に相当な程度の支障があるもの

第12級

1 一眼の眼球に著しい調節機能障がいまたは運動障がいを残すもの

2 一眼のまぶたに著しい運動障がいを残すもの

3 7歯以上に対し歯科補てつを加えたもの

4 一耳の耳殻の大部分を欠損したもの

5 鎖骨、胸骨、ろく骨、肩こう骨または骨盤骨に著しい変形を残すもの

6 一上肢の3大関節中の1関節の機能に障がいを残すもの

7 一下肢の3大関節中の1関節の機能に障がいを残すもの

8 長管骨に変形を残すもの

9 一手の小指を失ったもの

10 一手の示指、中指または環指の用を廃したもの

11 一足の第2の足指を失ったもの、第2の足指を含み2の足指を失ったものまたは第3の足指以下の3の足指を失ったもの

12 一足の第1の足指または他の4の足指の用を廃したもの

13 局部に頑固な神経症状を残すもの

14 外貌に醜状を残すもの

第13級

1 一眼の視力が0.6以下になったもの

2 正面視以外で複視を残すもの

3 一眼に半盲症、視野狭さくまたは視野変状を残すもの

4 両眼のまぶたの一部に欠損を残しまたはまつげはげを残すもの

5 5歯以上に対し歯科補てつを加えたもの

6 胸腹部臓器の機能に障がいを残すもの

7 一手の小指の用を廃したもの

8 一手の母指の指骨の一部を失ったもの

9 一下肢を1センチメートル以上短縮したもの

10 一足の第3の足指以下の1または2の足指を失ったもの

11 一足の第2の足指の用を廃したもの、第2の足指を含み2の足指の用を廃したものまたは第3の足指以下の3の足指の用を廃したもの

第14級

1 一眼のまぶたの一部に欠損を残し、またはまつげはげを残すもの

2 3歯以上に対し歯科補てつを加えたもの

3 一耳の聴力が1メートル以上の距離では小声を解することができない程度になったもの

4 上肢の露出面にてのひらの大きさの醜いあとを残すもの

5 下肢の露出面にてのひらの大きさの醜いあとを残すもの

6 一手の母指以外の手指の指骨の一部を失ったもの

7 一手の母指以外の手指の遠位指節間関節を屈伸することができなくなったもの

8 一足の第3の足指以下の1または2の足指の用を廃したもの

9 局部に神経症状を残すもの

別表第3(第4条関係)

介護を要する状態の区分

障がい

常時介護を要する状態

1 別表第1第1級の項第3号または別表第2第1級の項第3号に該当する障がい

2 別表第1第1級の項第4号または別表第2第1級の項第4号に該当する障がい

3 前2号に掲げるもののほか、別表第1第1級の項または別表第2第1級の項に該当する障がいであって、前2号に掲げるものと同程度の介護を要するもの

随時介護を要する状態

1 別表第1第2級の項第2号または別表第2第2級の項第3号に該当する障がい

2 別表第1第2級の項第3号または別表第2第2級の項第4号に該当する障がい

3 別表第1第1級の項または別表第2第1級の項に該当する障がいであって、前2号に掲げるものと同程度の介護を要するもの

米原市非常勤消防団員等に係る損害補償の支給等に関する規則

平成18年12月22日 規則第84号

(令和4年4月1日施行)